心理学用語「ベビーフェイス効果」の意味と具体例をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、心理学用語の「ベビーフェイス効果(べびーふぇいすこうか)」です。

言葉の意味・具体例・提唱者・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「ベビーフェイス効果」の意味をスッキリ理解!

ベビーフェイス効果(べびーふぇいすこうか):赤ちゃんのような特徴が、人に警戒心を解き安心感を抱かせる心理現象

「ベビーフェイス効果」の意味を詳しく


「ベビーフェイス効果」とは、赤ちゃんのような特徴が、人の警戒心を解き安心感を抱かせる心理現象のことにです。私たちは、赤ちゃんを可愛いと思い込む本能があります。これは、人間や動物の赤ちゃんが持っている身体的な特徴がそう思わせているのです。

このような特徴のことをベビースキーマと言います。具体的には、「身体に比べて大きな頭」「突き出た広い額」「顔の中央よりやや下にある大きな眼」「丸い顔」などがベビースキーマに該当します。

人は、このような特徴を持った生物やキャラクターなどを可愛らしく愛らしく感じられるのです。「ゆるキャラ」にも、このような特徴をもつものが数多くあります。

 

ベビーフェイス効果は、ハロー効果と呼ばれる心理現象のひとつです。ハロー効果とは、何かを評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴の評価が歪められてしまう心理現象のことです。

つまり、ベビーフェイス効果は、ベビースキーマによって全体像としての評価も「可愛い」という評価に傾いていると言えるのです。

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「ベビーフェイス効果」の具体例

身近なベビーフェイス効果の例としては、童顔の人に対して親しみを感じやすいということが挙げられます。これは、童顔の人の顔の特徴がベビースキーマに該当しているためと言えます。

また、ベビーフェイス効果は、広告やマーケティングの手法においても使われています。

繰り返しになりますが、ベビーフェイス効果の意味は、「赤ちゃんのような特徴が、人の警戒心を解き安心感を与える現象」です。ベビースキーマを持っているものに対して、人は可愛らしい・愛らしいと評価するのです。

つまり、言い換えるならば「ベビースキーマによって人に好印象を与えることができる」ということになります。

 

具体的には、企業が何を売り出す際にベビーフェイス効果を与えることのできる童顔の女優や俳優を広告塔として起用したり、可愛らしい印象のキャラクターを打ち出したりすることがその例として挙げられます。これによって、企業イメージや商品イメージを向上させるという効果があるのです。

もちろん、商品のコンセプトによってはベビーフェイス効果が不適切な場合もあります。たとえば、男性向けの高級時計の広告に可愛らしい印象の人物やキャラクターを起用することはありませんよね。

しかし、適切な場合にベビーフェイス効果を使った手法を打ち出すことによって、消費者の警戒心を緩め購買行動を促すことができるのです。

「ベビーフェイス効果」の提唱者

ベビーフェイス効果は、ベビースキーマを応用した概念です。ベビースキーマは、1943年にコンラート・ローレンツ(Lorenz,K)というオーストリアの心理学者が提唱しています。

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「ベビーフェイス効果」の英語訳

ベビーフェイス効果を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • baby face effect
    (ベビーフェイス効果)

まとめ

以上、この記事では「ベビーフェイス効果」について解説しました。

読み方ベビーフェイス効果(べびーふぇいすこうか)
意味赤ちゃんのような可愛らしさが、人の警戒心を解き安心感を抱かせる心理現象
提唱者コンラート・ローレンツ(Lorenz,K)
英語訳baby face effect(ベビーフェイス効果)

ベビーフェイス効果は、私たちにとっても身近な心理現象です。確かに、背の高い強面な男性と童顔で柔らかい印象の女性とに同じ商品を全く同じようにセールスされたとしたら、後者の方が親しみが持てるような想像がつきませんか。

「ベビーフェイス効果」を取り入れたマーケティングが施されたものは世の中にもたくさんあります。意識してみると、あれもこれもと気が付くかもしれませんね。

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