今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「オーソリティ」です。
「オーソリティ」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「オーソリティ」をざっくり言うと……
英語表記 | オーソリティ(authority) |
---|---|
意味 | 権威 |
語源 | 英語の “authority” |
類義語 | リーダー、プレシデントなど |
「オーソリティ」とは?
「オーソリティ」の意味を詳しく
「オーソリティ」は「権威」という意味のカタカナ語です。他にも「ある分野について豊富な知識があり、実力もある人」という意味があります。
「オーソリティ」の使い方
- この分野について専門家にはオーソリティがある。
- 非常にオーソリティを持った論文だ。
- オーソリティを得るためには、他人より秀でる必要がある。
「オーソリティ」は、周囲から尊敬されている物や人物について使います。「権威がある」言いたいときに、「オーソリティ」は使用することができます。「オーソリティがある」「オーソリティを維持する」というように使用することが一般的です。
「オーソリティ」の語源
「オーソリティ」の語源は英語の “authority” です。カタカナ語と同様に、「権威」「権限」という意味があります。カタカナ語とは異なり、「公共事業機関」「出典」という意味があるので注意しましょう。
「公共事業機関」は人々が従うものです。「出典」は専門家の考えを参考にするものです。こう考えると、全て「権威」に基づいていると考えられます。
「オーソリティ」の類義語
「オーソリティ」には以下のような類義語があります。
- リーダー:統率者
- プレシデント:最高権力者
「リーダー」は、「オーソリティ」と同じく発言に影響力があって周囲の人の行動を変える力があります。しかしながら、「リーダー」の方がより一般的な言い方です。ただ単にグループを束ねる人について使います。
「プレジデント」は、「最高権力者」という意味のカタカナ語です。他にも「大統領」という意味があります。「大統領」は、全てにおいてとても強い権力を持っている「最高権力者」です。そのため、「プレジデント」と呼ばれます。
他にも、「プレジデント」には「社長」という意味もあります。「オーソリティ」のように、専門的な深い知識があって権威があるわけではありません。実力など、その他に優れている点があれば「プレジデント」になることは可能です。
ちなみに「副社長」「副大統領」と表現したいときには、「バイスプレジデント」と言います。「バイス」が、「副」「代理」という意味です。
まとめ
以上、この記事では「オーソリティ」について解説しました。
英語表記 | オーソリティ(authority) |
---|---|
意味 | 権威 |
語源 | 英語の “authority” |
類義語 | リーダー、プレシデントなど |
「オーソリティ」は、難しい単語です。専門分野などに接していないと使わない単語の1つです。しかしながら、「オーソリティ」を理解していると、その専門分野で誰が有名なのかなど幅広い知識を得ることも可能です。
ぜひ、この記事で「オーソリティ」の意味や使い方を理解して、日常生活でしっかりと応用できるようになりましょう。