ことわざ「頭の黒い鼠」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)」です。

言葉の意味・使い方・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「頭の黒い鼠」の意味をスッキリ理解!

頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ):物を盗む人のこと

「頭の黒い鼠」の意味を詳しく


「頭の黒い鼠」とは、物を盗む人のことです。

物を盗む人の中でも、身近な人が物を盗んだ時に使う言葉です。具体的には、物がなくなった時に、「恐らく身近にいる人間が盗んだのだろう」ということをなんとなく匂わせる言い方です。

「頭の黒い」とは、髪の毛が黒いことです。「鼠」には、ひそかに害をなす者という意味があります。つまり、「頭の黒い鼠」とは黒色のネズミではなく、物を盗む髪の毛が黒い人のことを表しているのです。

日本人は髪の毛の黒い人が多いため、このことわざでは「黒」という色が使われています。

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「頭の黒い鼠」の使い方

「頭の黒い鼠」は、以下のように使われます。

  1. ケーキが少し欠けている。頭の黒い鼠は、口の周りにクリームをつけている息子だろう。
  2. ごく少数人しか暗証番号を知らない金庫から物がなくなった。この中に頭の黒い鼠がいるようだ。
  3. 夫の大好物はハンバーグです。煮込みハンバーグを作ると、食卓に運ぶ前に必ず頭の黒い鼠が出ます。
①の例文は、ケーキをつまみ食いした犯人のことを頭の黒い鼠と表現している例です。この頭の黒い鼠は、口の周りに証拠を残していたためにすぐにばれてしまいましたね。

②の例文は、身内の中の誰かが金庫の中の物を盗んだという例文です。暗証番号を知っているのは限られたごく少数人であるということは、犯人が身内であることが示唆されます。

③の例文の頭の黒い鼠は、旦那さんであることが予想されますね。煮込みハンバーグを作った日には、必ず食卓に運ぶ前につまみ食いをされているという意味の文章です。

「頭の黒い鼠」の英語訳

「頭の黒い鼠」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a thievish servant
    (泥棒の使用人)
  • a dishonest servant
    (不正直な使用人)

servantは、使用人という意味です。これらの表現では、使用人のことを身内の人の例えとして使っています。また、これらの英語訳を「頭の黒い鼠」と意訳することも可能です。

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まとめ

以上、この記事では「頭の黒い鼠」について解説しました。

読み方頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)
意味物を盗む人のこと
英語訳a thievish servant(泥棒の使用人)

ミステリー小説でも、近くにいる人物が犯人であることがよくありますよね。先日まで放送されていた交換殺人ゲームを題材にしたドラマでも、犯人は身近な人物でした。

これらのように、「頭の黒い鼠」は本物の鼠のように身近なところに潜んでいるかもしれませんね。

「頭の黒い鼠」の意味や使い方を覚え、正しく使えるようにしましょう。

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