「アセスメント」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アセスメント」です。

「アセスメント」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

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「アセスメント」とは?

アセスメント(assessment):対象を評価し、目的に沿ったデータをとる手法

「アセスメント」の意味を詳しく

「アセスメント」は人材・環境など、その言葉が使われる領域によって正確な意味が変わる言葉ですが、「評価・査定」という意味だけは共通しています。

その由来は英語の “assessment” にあり、本来の意味は税額を客観的に評価するという意味でした。

日本ではある施策が環境に与える影響を事前に評価したり、設定した基準を満たしているかを査定する手法という意味で使われています。

 

上記の通り、アセスメントとは一言でいうと「評価の手法」のことです。

しかし、同じ「〇〇アセスメント」という名称でも、使われる領域によってそれぞれの意味合いが微妙に違うという特徴があります。

例えば、「人材アセスメント」と「環境アセスメント」という言葉を例に挙げて考えてみます。

 

「人材アセスメント」とは、ある人材を定量的な判断で評価するのではなく、客観的に設定された判断基準を満たしているかで判断する手法です。

この場合、「定量的な判断」とは「売上」や「成約数」などで評価することであり、「客観的な判断」とは「態度・行動・言動」などで評価することを指します。

つまり、人材アセスメントとは一見すると判断しづらい人物的な要素に対して、客観的に基準を設けて評価する方法のことです。

 

これに対して、「環境アセスメント」とはある施策が自然環境へ与える影響を事前に評価する手法のことです。

例えば、ある田舎に工場を建てるプロジェクトがあったとします。

このとき、工場を建てることで周りにある森林に、どの程度の悪影響が発生するのかを事前に判断することは、「環境アセスメント」にあたります。

環境アセスメントは、地球温暖化が問題視されている現代では、環境破壊を未然に防ぐ方法として注目を集めています。

 

このように、同じ「〇〇アセスメント」でも意味が違うことがほとんどであり、唯一共通しているのは「何かを評価する」という点だけです。

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「アセスメント」の使い方

  1. 地球温暖化を防止するためにも、環境アセスメントは必要だ
  2. このプロジェクトを実施する前に、まずリスクアセスメントを行おう
  3. 介護業界において、近年、アセスメントという手法が注目されている

アセスメントは、「評価する」という意味合いで「アセスメントする」という使われ方はしません。

また、多くの場合、アセスメントは「〇〇アセスメント」というかたちで使われます。

アセスメントの使い方で気をつける点はこの2つだけなので、しっかりと押さえていきましょう。

「アセスメント」の語源

日本でよく使われる「アセスメント」は、英語の名詞である “assessment” から来ています。

“assessment” は、「評価・査定」という意味を持っています。

日本では、「◯◯アセスメント」といった名称で、業界ごとに「対象を評価する手法」という意味合いで認知されています。

 

「アセスメント」は、もともと特別な専門領域や中央省庁の報告書などで使われてきた言葉であり、世間に広まったのは1980年代です。

歴史的な経緯については、参考となる文献がありましたので下記に記載しておきます。

1981年に環境庁(現・環境省)が国会に提出した環境影響評価法案が1983年に廃案となった後、空港やダムなどの大規模事業11種の実施要項を定めた1984年「閣議アセス」あたりから、環境問題に関して新聞やニュースに頻繁に登場してくるようになります。

出典:WORD-WIDE WEB

つまり、最初は環境分野で主に使われていたが、後々、人材領域や企業評価の分野でも使われるようになったということですね。

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「アセスメント」の種類

「アセスメント」という言葉は、「評価・査定」という大元の意味合いは同じでも、業界によって違った名称をつけられています。

ここでは、「アセスメント」の種類についてまとめていきます。

  • 環境アセスメント:自然環境へ与える影響を事前に評価する手法
  • 人材アセスメント:客観的に設定された評価基準を満たしているか確認する手法
  • 看護アセスメント:対象者の情報を収集して、問題解決につなげる糸口を見つける手法
  • リスクアセスメント:危険を事前に評価する手法
  • 政策アセスメント:政策を事前に評価する手法
  • テクノロジー・アセスメント:技術を評価する手法
  • ライフサイクルアセスメント:製品の循環過程において、環境へ与える影響を評価する手法

まとめ

以上、この記事では「アセスメント(assessment)」について解説しました。

英語表記 アセスメント(assessment)
意味 対象を評価し、目的に沿ったデータをとる手法
語源 英語の名詞である “assessment”
種類 環境アセスメント、人材アセスメント、看護アセスメントなど

現在、人材アセスメントを導入する企業が増えています。

それは、ただ仕事ができるだけでなく、「一緒に働きたくなる人間性」などを高く評価するようになったからです。

これからビジネスマンになる人は、仕事ができるだけでなく、人間的にも魅力がある人になりたいですね。

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