今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アライブ」です。
「アライブ」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。
☆「アライブ」をざっくり言うと……
英語表記 | アライブ(alive、arrive) |
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意味 | 生きている、到着 |
語源 | 英語のalive、arrive |
類義語 | リビング、ターミナルなど |
対義語 | デッド、デパートなど |
「アライブ」の意味をスッキリ理解!
「アライブ」の意味を詳しく
「アライブ」は「生きている」「到着」という意味のカタカナ語です。「アライブ」には大きく分けて2つの意味があります。語源の項で詳しく解説しますが、元になっている英語で意味が異なります。
ひとつめは、「生きている」「活動中の」という意味です。ふたつめが、「到着」「着く」という意味です。このふたつの意味で「アライブ」はほぼ使います。
しかし、頻度は低いですが以下の意味もあります。これらの意味で使うことはほぼないので、「アライブ」を見たら「生きている」「到着」と解釈してよいでしょう。
- 電波産業会
- 事故調査委員会
- プロレス団体
- プロレス闘技場
「電波産業会」の意味
まず、「電波産業会」は「ARIB」と表記します。総務所管轄の社団法人です。
「事故調査委員会」の意味
「事故調査委員会」は「ARAIB」と表記します。これは日本ではなく、韓国の組織です。韓国国土交通部傘下の機関です。
「プロレス団体」の意味
みっつめの「プロレス団体」というのは、「プロレスリングアライブ」の略称です。岩手県花巻市に本拠を置くプロレス団体です。
「プロレス閣議場」の意味
最後の「プロレス閣議場」とは、愛知県名古屋市にある総合格闘技場のことです。
「アライブ」の使い方
- 生きるか死ぬか、まさにデッドオアアライブの状況だった。
- 飛行機から降りて「アライブ」と表記してある方に進んだ。
- アライブに所属したいと思った。
「アライブ」はほぼ会話の中で使いません。そのため、「アライブする」「アライブだ」というような表現はせず、場面と言い方が決まっています。例文で詳しく見てみましょう。
①の例文の「アライブ」が最もよく見かけます。「デッドオアアライブ」と書いて、「生きるか死ぬか」という意味になります。ゲームや映画のタイトルにもなっています。
「生きている」と言いたいときに、「アライブ」だけを使って表記することも少なくないので注意してください。
②の例文は空港に関する例文です。飛行機から降りて空港を歩くと「アライブ」という表記があります。英語で表記されている場合もあります。
また、「到着の」という意味で「アライバル」というカタカナ語を使うこともあります。「到着ホール」を「アライバルホール」と言います。
③の例文はほぼ使いませんが、プロレス団体に関する例文です。
「アライブ」の語源
「アライブ」の語源は英語のalive、arriveです。aliveは「生きている」「現存の」という意味です。この英単語が「アライブ」の「生きている」という意味の語源です。
一方でarriveは「到着」「着く」という意味の英単語です。こちらが「アライブ」の「到着」という意味の語源です。
どちらもスペルが似ていますが、意味が違うので混同しないようにしましょう。
「アライブ」の類義語
「アライブ」には以下のような類義語があります。
リビング
「リビング」は「生きている」という意味のカタカナ語です。生活の中では、「居間」という意味でも使います。
「アライブ」と同様に会話文で使うことはほぼありません。しかし、「生きるモノたち」を「リビングシングス」と表現する時もたまにあります。
ターミナル
「ターミナル」は「終着点」という意味のカタカナ語です。交通機関が集まっていて、人の利用が多い場所を指す場合もあります。
たとえば、空港で「ターミナル」と言うと「到着場所」を指します。
「アライブ」の対義語
「アライブ」には以下のような対義語があります。
デッド
「デッド」は「死んでいる」という意味のカタカナ語です。「アライブ」の真逆です。ちなみに「ウォーキングデッド」というドラマがありますが、「歩いている死体」という意味です。
デパート
「デパート」は「出発」という意味のカタカナ語です。「百貨店」という意味で使うことがほとんどですが、「出発」という意味で使うこともあります。
まとめ
以上、この記事では「アライブ」について解説しました。
英語表記 | アライブ(alive、arrive) |
---|---|
意味 | 生きている、到着 |
語源 | 英語のalive、arrive |
類義語 | リビング、ターミナルなど |
対義語 | デッド、デパートなど |
「アライブ」はよく見る単語ですが、会話で使いません。だからこそ、覚えておいた方がいざという時に役立ちます。
ぜひ、この記事を参考にして覚えてください。