「青天井(あおてんじょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「青天井(あおてんじょう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「青天井」の意味をスッキリ理解!

青天井(あおてんじょう):青空、価格などがどこまでも上がっていくこと

「青天井」の意味を詳しく

「青天井」とは、青空のこと、もしくは価格や相場がどこまでも上昇し続け上限がないことです。

元々は「青空」の意味で、突き抜けるような青い空を天井に見立てた言葉です。それが転じて、制限や上限がなく、物事が上がっていくことを指すようになりました。

金融業界や株式市場、ゴルフなど、さまざまな場面で使われる単語ですが、共通するニュアンスは「上限がない」ことです。それぞれの場面では、下記のような意味になります。

業界別の「青天井」の意味
  • 金融業界:主に証券取引において、相場の上限がないこと
  • ゴルフ:ハンディキャップの上限なしでプレーをすること
  • 麻雀:満貫(まんがん)になっても打ち切らず、プレイヤーの持ち点がマイナスになっても対局を続けること
  • ソーシャルゲーム:ガチャで課金するときに上限がないこと

「青天井」の使い方

  1. 日経平均株価が、過去に例を見ないほどの青天井だ。
  2. 外資系企業に勤めているせいか、彼の給料は青天井だねえ。
  3. 青天井ルールで麻雀をしたら、ひどく負けてしまった。
  4. 今日は爽やかな秋晴れで、空がまるで青天井のようだ。

上記の例文のように、「青天井」は値段や点数などに対してよく使われます。

①は業界用語ではありますが、非常によく見られる使い方です。日経平均株価の値がどこまでも上がっていくことを「青天井」と形容しています。

②は、日常会話での用法です。「彼」の給料が際限なく上がっていくように見えることを「青天井」という単語で表現しています。

 

③は麻雀の「青天井ルール」に関する文章です。麻雀では、満貫(まんがん)になってもゲームを打ち切らずに点数を加算し続けることを「青天井ルール」と言います。

「満貫」とは

満貫とは、場の点数が上がりすぎないように設けられている上限のことです。青天井ルールではこの上限が撤廃され、他のプレイヤーの持ち点がマイナスになっても対局が続けられます。

 

④は「青空」という意味で「青天井」が使われています。秋晴れの日の、真っ青な空がどこまでも続いているように見える様子を「青天井」と形容しています。

このように、「青天井」は突き抜けるような上昇を表現するのに使われます。

「青天井」の類義語

青天井には以下のような類義語があります。

  • 青天:晴れ渡った青空
  • 強気相場:高値を更新し続ける相場のこと
  • 天井知らず:上昇が止まらないように見える相場の上がり方のこと

強気相場は、ブル相場ブルマーケットとも呼びます。

他にも、金融業界には「天井」に関するさまざまな用語があります。

金融業界での「天井」の複合語
  • 天井:相場が高値水準にあること
  • 大天井:中長期的に見たときの相場の最高値
  • バブル:青天井よりもさらに際限なく値上がりを続けること

それぞれの違いも、合わせて押さえておきましょう。

「青天井」の対義語

青天井には以下のような対義語があります。

  • 底抜け:価格などが際限なく下がること
  • 頭打ち:価格などが上昇の限界に達すること
  • 底打ち:価格などが下げ止まること

「青天井」の英語訳

青天井を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • blue sky
    (青空)
  • skyrocketing
    (急上昇すること)

まとめ

以上、この記事では「青天井」について解説しました。

読み方青天井(あおてんじょう)
意味青空、価格などがどこまでも上がっていくこと
類義語青天、天井知らず、強気相場
対義語底抜け、頭打ち、底打ち
英語訳skyrocketing(急上昇すること)など

いろいろな場面で使われますが、「上限がない」というニュアンスを覚えておくと意味を想像しやすいです。