「アニメ」と「漫画」の違いを考えたことはありますか。
当たり前すぎて考えたこともないかもしれませんが、実は知らない間にこの2つを混同しているかもしれません。この記事では、「アニメ」と「漫画」の違いについて解説します。
結論:違いは、動画か静止画か
「アニメ」は絵が動いて見えますが、それに対して「漫画」は絵は動かず、絵と文字だけで表現されています。
「アニメ」をもっと詳しく
「アニメ」は、アニメーションの略で、絵が動いて見えます。
アニメーションとは、技法の1つです。微妙に違う形や絵を1枚ずつ撮影するか描くかして、連続して流し、動いているように見えることで、大抵、音楽やキャラクターの声が入ります。
全体がなめらかに動くフルアニメーションというものをアニメーションと呼び、鉄腕アトムなどの背景は動かないリミテッドアニメーションというものを「アニメ」と呼ぶ場合があります。
それだけではなく、普段私たちが見ているようなものを「アニメ」とよび、アート作品はアニメーションと呼ぶ場合もあり、定義は曖昧です。
英語では、「アニメ」のことを “cartoon” と呼び、子供が見るものという位置づけですが、日本の「アニメ」はそのまま “anime” で通じます。
「漫画」をもっと詳しく
「漫画」は動かないので、コマと絵と文字だけで表現をします。
コマとは、絵が描かれる部屋のことで、これを組み合わせることによって、漫画は作られ、面白い漫画になるかどうかは、このコマ割りという作業が重要になります。
「漫画」は、動きませんが、線の動きを工夫することで、動きを表現することができるので、「アニメ」とは違う面白さがあります。
英語では、漫画のことを “comic” と言いますが、日本の漫画は、そのまま “manga” で通じ、海外では「漫画」というと、スーパーヒーローが主人公の作品がほとんどです。
しかし、日本では、ヒーローが活躍する「漫画」だけではなく、歴史やファンタジー、スポーツなど様々な題材の「漫画」があり、絵のタッチも様々なので、幅広い世代が「漫画」を楽しむことができます。
まとめ
以上、この記事では、「アニメ」と「漫画」の違いについて解説しました。
以下に簡単にまとめたので、見てみましょう。
- アニメ:絵が動いて見える
- 漫画:絵は動かず、絵と文字だけで表現されている
日本では幅広い世代が楽しめる「アニメ」や「漫画」を作られています。これも1つの文化なので、大切にしていきたいですね。