四字熟語「握髪吐哺(あくはつとほ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「握髪吐哺(あくはつとほ)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「握髪吐哺」の意味をスッキリ理解!

握髪吐哺(あくはつとほ):優秀な人材を熱心に探し求めること

「握髪吐哺」の意味を詳しく


「握髪吐哺」は、「握髪」と「吐哺」の二つの熟語に分けることができます。

「握髪」とは、髪を握ることです。この四字熟語では、この四字熟語では、髪を洗っているのを中断することを意味します。

「吐哺」は、食事の途中で食べ物を吐き出すことです。

つまり、「握髪吐哺」は髪を洗うことを途中でやめてでも、食事を吐き出してでも、優秀な人材探しを熱心に行う様子を表しているのです。

 

なお、「握髪吐哺」は、熟語の順序を入れ替えて「吐哺握髪」と表記することもあります。

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「握髪吐哺」の使い方

  1. 良い組織を作るために、握髪吐哺で努める。
  2. 創立以来の握髪吐哺の姿勢が、今の成功に繋がっている。

「握髪吐哺」の由来

「握髪吐哺」は、中国の古代説話集である『韓詩外伝(かんしがいでん)』から生まれた言葉です。

『韓詩外伝』は、全10巻で構成されています。その中の3巻に収められた故事が「握髪吐哺」の語源です。

古代中国の春秋時代に、周公旦(しゅうこうたん)という人物がいました。この人物は、優秀な人材を見つけるためであれば、自分の生活の様々なことを後回しにしていました。たとえば、入浴を中断して、濡れた髪を握った状態で面会をすることもありました。また、食事中でも食べ物を吐き出して、席を立って面会をしていたのです。

この周公旦の様子が、「握髪吐哺」の由来です。

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「握髪吐哺」の類義語

握髪吐哺には以下のような類義語があります。

  • 一饋十起(いっきじっき)
  • 吐哺捉髪(とほそくはつ)
  • 吐握之労(とあくのろう)

上記の類義語は、全て熱心に優秀な人材を探し求めることを意味しています。

「一饋十起」の「饋」は、食事の意味です。一回の食事で、十回も席を立って人材を探すことに尽力する様子からできた言葉です。

「吐哺捉髪」の「捉髪」は、「握髪」と同じ意味を持ちます。つまり、「髪を握ること」から転じて、「髪を洗っている途中で、髪を握って洗うのをやめること」を表しています。

「握髪吐哺」の英語訳

握髪吐哺を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • extraordinary efforts to find and employ capable persons
    (有能な人を見つけて雇うための、並外れた努力)

“extraordinary” は、「異常な」「並外れた」「驚くほどの」という意味の形容詞です。

また、“capable” は、「有能な」「〜の才能があって」という意味を持つ形容詞です。

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まとめ

以上、この記事では「握髪吐哺」について解説しました。

読み方握髪吐哺(あくはつとほ)
意味優秀な人材を熱心に探し求めること
由来『韓詩外伝』
類義語一饋十起、吐哺捉髪など
英語訳extraordinary efforts to find and employ capable persons(有能な人を見つけて雇うための、並外れた努力)

あなたには、入浴や食事を中断してでもやりたいことはありますか。もしあったとすれば、それは余程のことではないでしょうか。

周公旦は、とても人材集めに熱心であったということが伝わってきますね。

それほどの気持ちで物事に取り組むことができれば、良い結果に結びつくことは間違いないでしょう。

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