「歳」と「才」の違いとは?漢字以外の違いは?使い分けまで解説

違いのギモン

私達が何気なく使用している「歳」と「才」ですが、あなたはその違いを知っていますか?なんとなく使っている方も多いと思います。

この記事では、「歳」と「才」の詳しい違いについて説明します。

結論:年齢を表すのは「歳」、「才」は「歳」の代用漢字

「歳」と「才」は同じ音読みですが、全く別の字です。

「歳」は、数や年月を表す漢字です。

「才」は、人間の素質や能力を表す漢字です。

「歳」についてもっと詳しく

歳は、数や年月を意味する漢字です。作物の穂を刈るまでの時間の流れを意味していて、それが「一年」の由来となりました。

  • 音読み:サイ、セイ
  • 訓読み:とし

「歳」の使用例

  • 彼女は今年で二十歳だ。
  • お歳暮の用意を始める。

「才」についてもっと詳しく

才は、生まれ持った能力や素質を意味する漢字です。

  • 音読み:サイ
  • 空読み:ざえ

「才」の使用例

  • 彼はピアノの才能がある。
  • 彼女は天才的な頭脳の持ち主だ。

なぜ「才」が代用漢字となったか

なぜ「歳」と「才」が混同して使用されるようになったのでしょうか。

上記で説明した通り、「才」は年齢を意味しません。しかし、日本では、年齢を表す「歳」を「才」で代用することがあります。これは「歳」の画数や筆数が多いためです。歳は13画ですが、才は3画であり、とても単純です。つまり、「才」は「歳」よりも簡単な手順で書けるため普及されました。

「歳」は「才」より難しい漢字です。そのため、学校で習う時期にも違いがあります。「才」を小学校で習うことに対して、「歳」は中学校で習います。年齢を示す「さい」は日常生活でよく使用する言葉です。小学校低学年で覚えておきたい言葉であるため、「才」と教えているのです。

「才」という略字は一般的に使用されています。テレビでも、誰もが読める「才」が使用されていることが多いです。年齢表記でも、「才」が代用として使われているのです。ただし、年齢を表記するときの正確な漢字は「歳」です。正式な書類では「歳」を必ず使用する方がよいでしょう。

中国の「歳」と「才」

日本と同じ漢字を使用する中国では、「歳」と「才」を明確に区別しています。年齢を数えるときには、必ず「歳」を使用します。「才」は、才能や能力という意味の他に、動作の進行が遅いときに使用されます。漢字を使用しない国では、「歳」と「才」の概念すら存在しません。

まとめ

以上、この記事では「歳」と「才」の違いについて説明をしました。

  • :数や年齢を意味する漢字
  • :生まれ持った能力や素質を意味する漢字

読み方こそ一緒ですが、両者は意味が全く異なります。正しい意味を理解して、正確に使い分けをしましょう!