今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アカウント」です。
「アカウント」の意味・使い方・語源・類義語について分かりやすく解説します。
☆「アカウント」をざっくり言うと……
英語表記 | アカウント(account) |
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意味 | ウェブサイトなどにアクセスし、利用する権利のこと |
語源 | フランス語のcount、ラテン語のcomputare |
類義語 | ライツ、トランザクション、クライアントなど |
「アカウント」とは?
「アカウント」の意味を詳しく
「アカウント」とは、ウェブサイトなどを利用する権利のことです。
アカウントには、以下のような多くの意味があります。
- 説明
- 預金口座
- 預金額
- 顧客
- 委託業務
- 重要性
- 利益
- サイトを利用する権利
多くに共通して、「取引」や「契約」というニュアンスがあります。
カタカナ語の「アカウント」は、ネット上で使用するプロフィールのように理解されています。しかし、本来の意味は「権利」です。そして、その権利を獲得するためにIDやパスワードを作成します。
他にも、「バンクアカウント」というカタカナ語もよく使われます。こちらは、権利という意味合いも含みますが、主に「預金口座」という意味です。
もともと、countには「数える」という意味があります。このことから、お金に関する意味を持つことが多いです。会計を意味する「アカウンティング」も、このことに由来します。
「アカウント」の使い方
- SNS利用のため、アカウントを作成する。
- アカウント名を入力してください。
- バンクアカウントを開設した。
➊と➋は、現代多く使われる「ネット上の権利」という意味です。➌は、「銀行口座」という意味です。
「アカウント」の語源
アカウントの語源はフランス語のacontです。
acontは、古フランス語で「計算する」という意味を持ちます。aは「~に」という方向を表します。contは、「数える」や「払う額を計算する」という意味を持ちます。
さらにacontは、ラテン語のcomputareに由来すると言われています。computareは、「数える」や「合計する」という意味です。comは「合わせる」、putareは「計算する」を意味します。
コンピューターも、computareが語源となっています。数に関するラテン語がフランス語となり、そのフランス語が1100~1500年の中英語として使われました。
「ネット上の権利」という意味は、ネットが普及してから広まった意味であるため、比較的新しいです。
「アカウント」の類義語
アカウントには以下のような類義語があります。
- ライツ:権利
- トランザクション:取引
- クライアント:顧客
- プロフィット:利益
- エクスプラネーション:説明
まとめ
以上、この記事では「アカウント」について解説しました。
英語表記 | アカウント(account) |
---|---|
意味 | ウェブサイトなどにアクセスし、利用する権利のこと |
語源 | フランス語のcount、ラテン語のcomputare |
類義語 | ライツ、トランザクション、クライアントなど |
ネット社会の現代、アカウントという言葉は日常的に使用します。しかし、本来の意味はあまり浸透していません。ぜひ覚えましょう。