ジゴロとは何か?意味や英語訳、語源のフランス語も詳しく解説!

言葉

ジゴロとは「女性からお金をもらって生活している男性」という意味です。

ジゴロは耳にすることのある言葉ですが、詳しい意味は意外と知らないですよね。

この記事では、ジゴロの意味や語源を詳しく解説します。

☆「ジゴロ」をざっくり言うと……

英語表記ジゴロ(gigolo)
意味女性からお金をもらって生活している男性
語源洗練された若者という意味のフランス語 “gigolo”
類義語ヒモ
男妾など
対義語ジゴレット
妾など

「ジゴロ」の意味

ジゴロ

女性からお金をもらって生活している男性
例:彼はジゴロになったようだ。

ジゴロとは、女性からお金をもらって生きている男性のことを表します。

付き合っている女性に養ってもらっている場合と、付き合っていない不特定多数の女性から金銭を得て生活している場合があります。

ジゴロは単に女性に金銭を貰うだけでなく、女性に甘えるように近寄り、巧みにだまして養ってもらうというイメージがあります。

派生してできたジゴロの意味

ここから、意味が転じて「遊び人」や「女たらし」という意味で使われるようになりました。

「ジゴロ」の使い方


ジゴロは「色男」「女性からモテる男」と言った相手を褒めるニュアンスとして使うことが多いです。

  1. 彼はまるでジゴロね。
  2. ジゴロのように女をとっかえひっかえしている。
  3. 彼は何で生活しているだろう。ジゴロなのかな。
  4. 僕は魅力的ではないから、ジゴロにもなれないよ。
  5. ジゴロのように生活したい。

➀のジゴロは、「ジゴロかと思うほど魅力的な男性」というニュアンスで使われています。

➂は、職業としてジゴロをしているという意味の文章です。

「ジゴロ」の語源

ジゴロの語源はフランス語の “gigolo” です。

“gigolo” には、以下のような意味があります。

  • 年上の女性から金銭的な援助を受けている若い男性
  • どのように生計を立てているのか不明な洗練された若者
  • 女性が貢ぎたくなるほどに洗練された若者

つまり、単に「女性から金銭的援助を得ている男性」という意味ではなく、「女性が貢ぎたくなるほどに洗練された若者」という意味の言葉なのです。

ジゴロが日本でも広く認知され、一般的に使われるようになったのは、昭和50年代のことです。

ジゴロな男が小説や映画の題材として取り上げられたことで広まりました。

「ジゴロ」と “gigolo” の違い

カタカナ語のジゴロと、その語源になったフランス語の “gigolo” の意味には違いがあります。

フランス語の “gigolo” には「若い男」という意味がありますが、カタカナ語のジゴロは年齢は関係なく使われます。

「ジゴロ」の類義語

ジゴロには以下のような類義語があります。

  • ヒモ
    女性に養ってもらっている男性のこと
  • 男妾(おとこめかけ)
    情夫として女性に養われている男性のこと
  • 情夫(じょうふ)
    愛人の男
  • 男娼(だんしょう)
    男性の娼婦(しょうふ)のこと
  • つばめ
    若い燕の略、年上の女性に養われる男性のこと
  • プレイボーイ
    遊び人の男のこと
  • チャラ男
    遊び人の男のこと
  • レディキラー
    女たらし
  • スケコマシ
    女性をたらし込んだり口説く男性のこと、悪意を持って騙す男性のこと
  • 色事師(いろごとし)
    情事を得意とする巧みな男性、女たらしを表す言葉
  • ママ活男子
    お金に余裕のある年上女性とデートをして金銭を受け取る若い男性
「地ごろ」は薩摩地方の方言

ジゴロと同じ発音の「地ごろ」という言葉があります。

「地ごろ」は、薩摩地方の方言で「田舎者」という意味があります。

ジゴロとは、まったく関係のない言葉なので、間違えないように注意しましょう。

「ジゴロ」と「ヒモ」の違い

「ジゴロ」と「ヒモ」はよく似た言葉ですが、以下のようにいくつか異なる点があります。

  1. 使われる時代
  2. ジゴロは良いニュアンス、ヒモは悪いニュアンスを持つ

相違点➀:使われる時代

ジゴロとヒモは使われる時代が異なります。

ジゴロは主に昭和時代に使われてた言葉であるため、現代ではあまり使われません。

それに対してヒモは現代でよく使われる言葉です。

相違点➁:ジゴロは良いニュアンス、ヒモは悪いニュアンスを持つ

ジゴロとヒモは、ニュアンスに違いがあります。

まず、ジゴロには以下のようなイメージがあるのです。

  • 女性が離れたくないがために金銭面でつなぎとめている
  • 洗練されており、魅力がある

それに対して、ヒモは以下のようなマイナスなイメージがあります。

  • 経済的に自立していない
  • 金銭目当てだけで女性にたかっている
  • 情けない男性

ジゴロは誉め言葉として使えますが、ヒモは相手を小ばかにする意味があるので注意が必要です。

「ジゴロ」の対義語

ジゴロには以下のような対義語があります。

  • ジゴレット
    ジゴロの女性版、日本ではキャバクラ嬢やホステスのことを指す
  • 妾(めかけ)
    婚姻した男性に経済的援助をしてもらう代わりに、性的関係を持ち身の回りの世話をする女性
  • 娼婦
    男性に性的なサービスをすることで金銭を得る女性のこと

「ジゴロ」の関連語

ジゴロには以下のような関連語があります。

  • 天然ジゴロ
    無意識に女性を喜ばせたり可愛がられたりしてしまう男性

天然ジゴロは誉め言葉として使われます。

「ジゴロ」の英語訳


ジゴロを英語訳すると以下のようになります。

  • kept man
    (ジゴロ)

“kept” には「ずっと取っておく」「キープする」という意味の英単語 “keep” の過去分詞形です。

“kept man” は直訳すると「キープされている男」という意味です。

「ジゴロ」のその他の意味


ジゴロは以下のように、映画や楽曲名として使われています。

  • ジゴロ
    日本のロックバンド、UNICORNの楽曲名
  • ジゴロ7
    日本のヒップホップグループスチャダラパーの楽曲
  • ワンナイトジゴロ
    日本のアーティスト、チェッカーズの楽曲
  • 『ジゴロ・イン・ニューヨーク』
    2014年に公開されたコメディ映画
  • 『ラテン・ジゴロになる方法』
    2017年に公開されたコメディ映画
  • 『ジゴロ次五郎』
    加瀬あつし作の少年漫画

「ジゴロ」の特徴

ジゴロは、以下のような特徴を持っていることが多いです。

  • 口が上手い
  • 甘え上手
  • 連絡がマメ
  • 女性の扱いに慣れている
  • センスが良い
  • ナルシスト

「ジゴロ」のまとめ

以上、この記事ではジゴロについて解説しました。

英語表記ジゴロ(gigolo)
意味女性からお金をもらって生活している男性
語源洗練された若者という意味のフランス語 “gigolo”
類義語ヒモ
男妾など
対義語ジゴレット
妾など

ジゴロと類義語のヒモの違いをしっかりと理解して使い分けましょう。