今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アディオス」です。
「アディオス」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「アディオス」をざっくり言うと……
英語表記 | アディオス(adiós) |
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意味 | さようなら |
語源 | スペイン語の“adiós” |
類義語 | アデューなど |
「アディオス」の意味をスッキリ理解!
「アディオス」の意味を詳しく
「アディオス」は「さようなら」が主な意味のカタカナ語です。
カジュアルな場面で「またね」という意味合いで使われることもあるカタカナ語ですが、基本的には二度と会うことがない意味での「さようなら」を指します。
また、「アディオス」はスペイン語がカタカナになった言葉です。これがカタカナ語になりました。
「アディオスアミーゴス」と言えば、「友よ、さようなら」という意味になります。この名前のお酒もあります。
東京ディズニーリゾートでの意味
「アディオス」を東京ディズニーリゾートで使う時は、「行ってらっしゃい」の意味になります。そのため、「アディオス」は「さようなら」という意味ではなく、「行ってらっしゃい」である点に注意しましょう。
「アディオス」の使い方
- 嫌いだった自分にアディオスと言って別れを告げた。
- アディオス!またどこかで!
- アディオスアミーゴスを飲んでみた。
①の例文は自分自身に対しての決別を表しています。今まで嫌いだった自分の内面や外見を「変えよう」と思い切って決断した心情を表しています。
②の例文は、別れを告げる時に使います。この例文ではシンプルに「アディオス!」とだけ表現しています。旅など、一期一会の出会いに使用できます。
③は、お酒に関する例文です。「アディオスアミーゴス」は、本来「友よ、さようなら」という意味ですが、お酒の名前としても使われます。
「アディオス」の語源
「アディオス」の語源はスペイン語の“adiós”です。
カタカナ語の「アディオス」では、スラングとして、軽いニュアンスで使われることもありますが、スペイン語の“adiós”は、二度と会えない別れの際に使われます。
実際に、スペイン語では実際に「Adiós, amigo(アディオスアミーゴ)」と表記します。“amigo”の意味が「友達」なので、「さようなら、友達」という意味合いになります。
また、スペイン語で、「またね」という軽いニュアンスで「さようなら」と言いたい場合は、「Hasta luego(アスタ ルエゴ)」「Chao(チャオ)」を使います。
ちなみに、イタリア語では「アディオス」ではなく、「アディオ」と発音します。カタカナ語で「アッディーオ」と表記する場合もあります。また、イタリア語でも軽いニュアンスで「さようなら」と言いたい場合は、「Chao(チャオ)」を使います。
「アディオス」の類義語
「アディオス」には以下のような類義語があります。
- アデュー:ごきげんよう、さようなら
アデュー
「アデュー」は「ごきげんよう」「さようなら」という意味です。同じ意味のフランス語の“adieu”が語源です。
さらに語源をさかのぼると、“à dieu”になります。方向を表す前置詞“à”と「神」を意味する“dieu”が一緒になっています。
直訳で、「神の方へ」になりますが、意訳すると「生死の別れをする」になります。そのため、「アディオス」と「アデュー」はともに、軽々しい別れの時には使いません。
まとめ
以上、この記事では「アディオス」について解説しました。
英語表記 | アディオス(adiós) |
---|---|
意味 | さようなら |
語源 | スペイン語の“adiós” |
類義語 | アデューなど |
「アディオス」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。しかし、語源がスペイン語なので戸惑うこともあるでしょう。
ぜひ、この記事を参考にして「アディオス」の意味や使い方を覚えましょう。