「インターバル」の意味とは?使い方から英語や類語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「インターバル」です。

「インターバル」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

☆「インターバル」をざっくり言うと……

英語表記インターバル(interval)
意味間隔、幕間
語源英語のinterval
類義語スペースなど

「インターバル」の意味をスッキリ理解!

インターバル(interval):間隔、幕間

「インターバル」の意味を詳しく

「インターバル」は「間隔」「幕間」という意味のカタカナ語です。

分野ごとに意味が異なるので詳しく見てみましょう。

音楽での意味

「インターバル」は音楽の分野で「音程」という意味です。ふたつの音の距離のことを指します。音の高さは五線譜で書き表すことができます。たとえば、「ド」「ミ」などと音の高さを言い表せます。

この「ド」「ミ」という音は同じ音ではなく、高低があります。この高低差を「インターバル」と言います。また、「インターバル」の程度を「1度」「8度」と数字を使って表すこともあります。

たとえば、「ド」と「ド」なら同じ音の高さなので、「完全1度」と言います。この他にも細い言い方はたくさんありますが、「音の間隔」と覚えておけばいいでしょう。

スポーツでの意味

スポーツ分野でも「インターバル」をよく使います。

陸上での意味

陸上ではハードル種目における「ハードル間の走区間」を指します。

筋トレでの意味

筋トレで「インターバル」と言うと、「インターバルトレーニング」を指します。

いろいろなトレーニングがありますがたとえば、ランニングなら数分間は全力で走って、数分間は力を抜いて走ります。そして、また同じように全力で走るというように繰り返します。これを「インターバルトレーニング」と言います。

他にも腕立て伏せならば、30秒間やって、「インターバル」の休憩時間を15秒くらい挟むことなどです。

バスケットボールでの意味

「バスケットボール」で「インターバル」はプレイが終わった後の「小休憩」のことです。「インターバル」の時間は2分間で、試合の第2ピリオドが終わった後の大きな「インターバル」を「ハーフタイム」と言います。

医療分野での意味

医療現場でも「インターバル」を使用します。特に看護職で使い、「勤務間インターバル制度」と言います。勤務終了後に一定の休息時間を取ることで、看護する人の生活時間や睡眠時間を確保することです。

もちろん、他の労働分野でも「一定の休息時間」と言う意味で使用しますが、看護の場合は他の職業より柔軟に働かなければならない現場なので、よく問題点として「インターバル」が取り上げられます。

「インターバル」の使い方

  1. インターバルの時間に休んだら楽になった。
  2. インターバルを上手に挟むことで、トレーニングの成果を上げる。
  3. 働き方改革のひとつの争点となっているのが、勤務間のインターバルだ。

「インターバル」は時間の間隔について言及する時に使います。①の例文はスポーツに関してです。②の例文はトレーニングに関してです。③の例文は労働に関してです。

「インターバル」の語源

語源は英語のintervalです。「時間の間隔」「休憩時間」と言う意味があります。日本語と似ていますね。

「インターバル」の類義語

「インターバル」には以下のような類義語があります。

スペース

「スペース」は「空白」「間隔」という意味のカタカナ語です。「インターバル」が時間の間隔について使うのに対して、「スペース」は空間的な「間隔」を指します。

たとえば、「スペースが空く」などと言います。

まとめ

以上、この記事では「インターバル」について解説しました。

英語表記インターバル(interval)
意味間隔、幕間
語源英語のinterval
類義語スペースなど

「インターバル」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。

ぜひ、この記事を参考にして「インターバル」の意味や使い方を覚えましょう。