今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「リーディングカンパニー」です。
「リーディングカンパニー」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「リーディングカンパニー」をざっくり言うと……
英語表記 | リーディングカンパニー(leading company) |
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意味 | 一定の業界で指導的な立場にある企業 |
語源 | 英語のleading company |
類義語 | フラグシップカンパニー、先進的企業、主導的企業など |
このページの目次
「リーディングカンパニー」の意味をスッキリ理解!
「リーディングカンパニー」の意味を詳しく
「リーディングカンパニー」は「一定の業界で指導的な立場にある企業」という意味のカタカナ語です。多くの場合、大企業であり業界全体を引っ張るよう存在です。
「リーディングカンパニー」には、他の会社とは異なるふたつの特徴があります。ひとつめが「高い目標と勢いがあること」です。他の会社では資本金や人材の面で達成が難しいような目標に向かって所属している社員全員が業務を遂行しようとします。
ふたつめが「目標を達成する能力があること」です。高い目標を掲げることはもちろんですが、掲げるだけなら誰でもできます。「リーディングカンパニー」の場合は、高い目標を掲げて実際にそれを達成する能力を持ち合わせています。
「リーディングカンパニー」の強み
「リーディングカンパニー」の強みは何かというと、世界を動かすような大規模なビジネスができることです。普通の会社や個人ができないような仕事が可能です。また、事業スケールが大きいため「世界を動かしている」という自覚が社員に芽生えます。
一方で「リーディングカンパニー」であることは、就活をする時の志望動機にも関わってきます。会社が「リーディングカンパニー」だったら会社はトップである地位を守ろうとします。そのため、保守的な社風になる場合が多いです。
そのため、一例として「保守的な社風が自分に合っている」というような志望動機を述べると有利になる場合があります。
「リーディングカンパニー」の使い方
- リーディングカンパニーに勤めていた経験を活かしたい。
- 業界のリーディングカンパニーとして活躍している。
- 世界を牽引するようなリーディングカンパニーになる。
「リーディングカンパニー」を使用するのはビジネスに関する場面が多いです。特に、1番大きな会社について言及する時によく使います。また、よく肯定的な意味で使います。
「リーディングカンパニー」の語源
「リーディングカンパニー」の語源は英語のleading companyです。leadingが「導いている」companyが「会社」という意味です。意味はカタカナ語とほぼ同じですが、英語には「大手企業」という意味もあります。
「リーディングカンパニー」の類義語
「リーディングカンパニー」には以下のような類義語があります。
- フラグシップカンパニー:業界で1番大きな会社
- 先進的企業:時代の最先端を走っているような企業
- 主導的企業:業界に対して大きな影響を持つ企業
フラグシップカンパニー
「フラグシップカンパニー」は「業界で1番大きな会社」という意味のカタカナ語です。社員数や利益が最も大きい会社について使用します。
ちなみに「リーディングカンパニー」は「フラグシップカンパニー」のように社員数や利益が1番多いとは限りません。
先進的企業
「先進的企業」とは、「時代の最先端を走っているような企業」のことです。
先進的企業の特徴としては、新しい商品やサービスを開発していることなどがあげられます。今までになかった商品やサービスを提供して、消費者やメディアの注目を集めます。取り扱うモノもそうですが、企業の行動も先進的である場合が多いです。
たとえば、具体的な企業で言うとフリマアプリを運営している「メルカリ」があります。
主導的企業
「主導的企業」とは「業界に対して大きな影響を持つ企業」のことです。ある会社が新しいことを始めたら業界全体のルールが変わるような強い影響力を持つ会社です。
たとえば、携帯電話会社の「NTT Docomo」です。料金プランを発表すると、他の携帯電話会社もそれにならって料金を制定します。
まとめ
以上、この記事では「リーディングカンパニー」について解説しました。
英語表記 | リーディングカンパニー(leading company) |
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意味 | 一定の業界で指導的な立場にある企業 |
語源 | 英語のleading company |
類義語 | フラグシップカンパニー、先進的企業、主導的企業など |
「リーディングカンパニー」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。
ぜひ、この記事を参考にして「リーディングカンパニー」の意味や使い方を覚えましょう。