「赴任」の意味とは？読み方は？英語や類義語まで例文付きで解説

今回ご紹介する言葉は、熟語の「赴任(ふにん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

☆「赴任」をざっくり言うと……

「赴任」の意味をスッキリ理解！

「赴任」の意味を詳しく

赴任とは任地に赴くことをあらわします。最近では海外赴任などという言葉もよく耳にしますね。

「赴任」を構成する漢字の意味は、以下のとおりです。

「赴任」の使い方

今回②の例文ででてきたと単身赴任いう言葉に着目したいと思います。

実は、この単身赴任の家庭は年々増加傾向にあります。単身赴任の任期に一概これくらいというものはありません。家族はついていくのか、それとも単身赴任として離れて暮らすのか迷いどころです。

多くの家族は、「地元で暮らしたい」「子供を転校させたくない」という感情やさみしさなど色々な気持ちが錯綜することでしょう。

転勤の命令は人生の分岐点となるのです。

「赴任」の語源

「任」地に「赴」くこと。言葉の由来は漢字の通りです。

「赴任」の類義語

赴任には以下のような類義語があります。

ここで着目すべき点は転勤と赴任の違いです。この2つの単語はよく似てますが微妙に違うニュアンスを含むので要注意語句です。

つまり、「転勤先に赴任する」といったように転勤と赴任は1セットでおこるのです。

すなわち、「北海道に転勤する」と「北海道に赴任する」は、行動としては同じです。

また、転勤は同じ会社の中で行われることが多いです。

たとえば、東京に本社がある会社の大阪支社に転勤するといった場合があります。

「転勤族」なんて言葉もよく耳にしますね。

「赴任」の対義語

赴任には以下のような対義語があります。

着任と赴任の違いにもスポットライトを当てたいと思います。

着任とは新しい任地に就くことです。

着任と赴任は、どちらも「離れた先に移動して働く」という意味を持っています。

同じ会社の部署移動などで使われることがおおいです。

しかし、着任は必ずしもキャリアアップを意味しているわけではありません。

左遷や同じ地位のまま移動することも表します。

「赴任」の英語訳

赴任を英語に訳すと、次のような表現になります。

他にも赴任するには以下のような言い方もあります。

まとめ

以上、この記事では「赴任」について解説しました。

「赴任」は、社会人になると耳にする機会も多くなります。身内の人がどこかに「赴任」することもあるでしょう。きちんと意味や使い方をおさえておきましょう。