今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「コンシューマー」です。
「コンシューマー」の意味、「コンシューマーゲーム」の意味、使い方、語源、類義語、対義語についてわかりやすく解説します。
☆「コンシューマー」をざっくり言うと……
英語表記 | コンシューマー(consumer) |
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意味 | 消費者・購入者 |
「コンシューマゲーム」の意味 | 個人や一般家庭が直接購入できる家庭用ゲーム機 |
語源 | 「消費者」という意味の英単語 “consumer” |
類義語 | カスタマー |
対義語 | 生産者、メーカー |
このページの目次
「コンシューマー」の意味をスッキリ理解!
「コンシューマー」の意味を詳しく
「コンシューマー」とは、消費者・購入者のことです。
商品やサービスを購入した人物や、それらを実際に使用する人物を指す言葉です。また、無料のサービスや製品を消費した人のことも「コンシューマー」と言うことができます。
「消費者」の中でも「一般消費者」を指すことが多いです。「一般消費者」とは、製品やサービスを消費する個人のことです。
つまり、製品には「業務用」などの企業や業者むけに作られたものもありますが、それらを消費する企業や業者などは「コンシューマー」とは呼ばないのです。
「コンシューマー」の限定的な意味
「コンシューマー」は、「最終消費者」という限定的な意味で使われることもあります。「商品を買った人」ではなく、「その商品を実際に使う人」を表すために使われる場合があるのです。
たとえば、小学生のランドセルは、両親や祖父母が買うことが多いです。しかし、ランドセルを使用するのは小学生自身です。
この場合、「コンシューマー」は「ランドセルを買った両親・祖父母」ではなく「ランドセルを使用する小学生」を指すことになります。
「コンシューマーゲーム」の意味
「コンシューマーゲーム」とは、「個人や一般家庭が直接購入できる家庭用ゲーム機」のことです。「PlayStation」や「Nintendo Switch」などの据え置き型のゲーム機や、「DS」などの携帯型ゲームを含みます。
家庭用ゲームは、1983年ごろから本格的に普及しだしましたが、それまでは企業が購入し運営する形態の「アーケードゲーム」がほとんどでした。
ゲームセンターなどに設置されているゲームで一回ずつ料金を払って遊ぶしかなかったのです。
この「アーケードゲーム」に対して、個人が直接購入・消費できるようになったゲームのことを「コンシューマーゲーム」と呼ぶようになりました。
「コンシューマー」の使い方
「コンシューマー」には以下のような使い方があります。
- 常にコンシューマーのことを意識しながら、商品を開発しています。
- コンシューマーゲームの登場によって、子供の過ごし方に変化が生まれた。
「コンシューマー」の語源
「コンシューマー」の語源は英語の “consumer” です。
英語の “consumer” には、以下のような意味があります。
- 消費者
- 使用者
「コンシューマー」の類義語
「コンシューマー」には以下のような類義語があります。
- カスタマー:顧客
「コンシューマー」と「カスタマー」の違い
「カスタマー」は「顧客」という意味です。「顧客」とは、「ひいきにしてくれる客」「おとくい客」のことです。
つまり、「カスタマー」は単なる消費者ではなく、その店や企業に習慣的に訪れてくれる相手を指します。
また、「コンシューマー」は、企業を指すことはありませんが、「カスタマー」は取引先の企業などを表すことがあります。
さらに、「カスタマー」の意味は、「無料のサービスや製品を使用した人」を含みません。
「コンシューマー」の対義語
「コンシューマー」には以下のような対義語があります。
- 生産者:生活に必要な物資などを製造・産出する人
- メーカー:製造業者
まとめ
以上、この記事では「コンシューマー」について解説しました。
英語表記 | コンシューマー(consumer) |
---|---|
意味 | 消費者・購入者 |
「コンシューマゲーム」の意味 | 個人や一般家庭が直接購入できる家庭用ゲーム機 |
語源 | 「消費者」という意味の英単語 “consumer” |
類義語 | カスタマー |
対義語 | 生産者、メーカー |
「コンシューマー」の意味だけでなく、類義語との違いまで、しっかりと理解しておきましょう。