「フレックス」の意味とは?使い方から英語や対義語や類語まで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「フレックス」です。

「フレックス」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

☆「フレックス」をざっくり言うと……

英語表記フレックス(flex)
意味柔軟に対応する、臨機応変
語源英語のflex
類義語フリー、シフトなど
対義語コアタイムなど

「フレックス」の意味をスッキリ理解!

フレックス(flex):柔軟に対応する、臨機応変

「フレックス」の意味を詳しく

「フレックス」は「柔軟に対応する」「臨機応変」という意味のカタカナ語です。日常会話で使用する時は「フレックスタイム制」の略称の意味で使います。

たとえば、会社で働く時間というのはあらかじめ決まっています。月曜から金曜日まで毎日8時間働いて、土日は休みというスケジュールです。これは会社が定めたものです。

 

一方で「フレックスタイム制」だと、労働者側が出勤時間などを変えることができます。もちろん、会社によってどこまで労働者に権限があるのかは異なりますが、ある程度の融通が効きます。

このことを「フレックス」と呼びます。たしかに「柔軟に対応する」という意味もありますが、会社の勤務に絡めた意味合いで使うことが一般的です。

「フレックス」の使い方

  1. フレックス制を導入することで働きやすい環境を作る。
  2. 「ロマンスの神様」に登場する主人公はフレックスで働いている。
  3. フレックスアンサンブルを奏でてみる。

「フレックス」を使用するのは、ビジネスに関する場面が多いです。①の例文は働き方に関してです。「フレックスタイム制」と「フレックス制」は同じ意味です。

ちなみに、「フレックス制」を採用することで通勤ラッシュや残業の軽減に繋がることや、働き方にゆとりが生まれるというメリットがあります。

デメリットとしては、他の企業と連携する時に人員が足りず困る場合があったり、自己管理ができない社員の生産性が落ちたりするといったことがあげられます。

 

②の例文は、実際に存在する曲に関する例文です。「ロマンスの神様」という歌に「フレックス」という単語が出てくるため、どういった意味か知りたい人に向けて書きました。

意味は「フレックス制」です。ちなみに曲中では、休みも融通が効くから気軽に遊びに行けるという文脈で使っています。

 

③の例文は音楽に関してです。ごく稀に「フレックスアンサンブル」という使い方をします。オーケストラなどで使う単語です。

メンバー編成などに合わせて、人数や楽器を調整して柔軟に演奏することです。

「フレックス」の語源

「フレックス」の語源は英語のflexです。動詞としては「曲げる」という意味ですが、形容詞で「融通の効く」「適応性のある」という意味もあります。

ちなみにスラングの意味もあります。スラングでは「見せびらかす」「格好つける」という意味です。たとえば、服がカッコいいと言いたい時に使います。

「フレックス」の類義語

「フレックス」には以下のような類義語があります。

フリー

「フリー」は「自由」という意味のカタカナ語です。「フレックス」のように出勤時間に融通を効かせるという意味合いはありません。しかし、「フリーランス」など時間や場所に囚われずに働く人もいます。

そう言った意味で似ています。

シフト

「シフト」は「態勢」「配置の変更」という意味のカタカナ語です。「シフト」自体が「フレックス」と同じ意味ではありません。

「シフト変更可能」と言うと、「フレックス」のように勤務時間をずらすことができると言う意味です。

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「フレックス」の対義語

「フレックス」には以下のような対義語があります。

コアタイム

「コアタイム」は「必ず勤務すべき時間」という意味です。「フレックス」のように勤務時間を調整できないことです。たとえば、接客業など人がいないと困る職業です。

決まった時間に従業員がいなければ利用する人は困ります。特に混み合う時間帯などは必ず勤務していなければ困りますよね。全く勤務時間を変えられないわけではないですが、こうした接客業などでは融通が効きません。

「コアタイム」の勤務が大切です。

まとめ

以上、この記事では「フレックス」について解説しました。

英語表記フレックス(flex)
意味柔軟に対応する、臨機応変
語源英語のflex
類義語フリー、シフトなど
対義語コアタイムなど

「フレックス」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。

ぜひ、この記事を参考にして「フレックス」の意味や使い方を覚えましょう。