今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アライバル」です。
「アライバル」の意味、分野ごとの意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。
☆「アライバル」をざっくり言うと……
英語表記 | アライバル(arrival) |
---|---|
意味 | 到着 |
語源 | 「到着」という意味の英単語 “arrival” |
類義語 | 到着 |
このページの目次
「アライバル」の意味をスッキリ理解!
「アライバル」の意味を詳しく
「アライバル」とは、到着のことです。
「到着すること」という意味の名詞として使われます。「アライバル○○」のように後ろに名詞を付けて使われることが多いです。
空港や小売り業界、貿易の場面で使われます。
分野ごとの「アライバル」の意味
「アライバル」は以下の3つの分野でよく使われます。
- 空港
- 貿易
- 小売り業界
それぞれの分野での意味と使い方を見ていきましょう。
「空港」で使われる「アライバル」
空港において「アライバル」は、「到着」という意味で使われます。
「アライバル」単体で「到着口」のことや「到着した荷物」のことを指すこともあります。
また、以下の3つのように他の名詞を後ろに付けても使われます。
- アライバルビザ
- アライバルショップ
- アライバルラウンジ
「アライバルビザ」の意味
「アライバルビザ」とは、「渡航先の国で取得するビザ」のことです。
「ビザ」とは、「入国を許可する証書」のことです。基本的には出発前に自分の国で申請をして取得します。
しかし、一部の国では、現地に到着した後に空港などでビザを取得できるシステムがあります。
これを「アライバルビザ」と言います。
「アライバルショップ」の意味
「アライバルショップ」とは、「空港の到着口・出発口の付近に設置された店舗」のことです。
軽食やお土産などが売られていることが多いです。
「アライバルラウンジ」の意味
「アライバルラウンジ」とは、到着ロビーに設置されているラウンジのことです。
空港や航空会社によって設備や規模・利用条件が異なります。
LCCにはラウンジが無かったり、ファーストクラスの利用者のみ使うことができたりします。
「貿易」における「アライバル」
「貿易」や「輸出入」の場面でも「到着」という意味で「アライバル」が使われます。
「アライバルノーティス」という言葉がよく使われます。
「アライバルノーティス」とは、輸入する側の配送会社が、荷物の受取人に対して発行する書類のことです。荷物の内容や到着日などを、荷物の到着より前に教える必要があるのです。
日本語で「貨物到着案内書」と言います。
「小売り業界」における「アライバル」
「小売り業界」では以下のふたつの言葉が多く使われます。
- ニューアライバル
- リアライバル
「ニューアライバル」の意味
「ニューアライバル」は「新入荷」「新着」などの意味で使われます。新しく入荷した商品をアピールするときに使われます。
本来であれば、複数形の “new arrivals” とすることが 正しいのですが、日本では“new arrival” と使われてしまうことが多いです。
「リアライバル」の意味
「リアライバル」は「再入荷した商品」を表すときに使われます。
しかし、正しい英語表現は “Restock” なので注意が必要です。
「アライバル」の使い方
「アライバル」には以下のような使い方があります。
- アライバルショップでお土産を買う。
- アライバルノーティスを発行する。
- ニューアライバルのポップを大きく貼りつける。
➊は空港、➋は貿易、➌は小売りにおいて使われています。
「アライバル」の語源
「アライバル」の語源は英語の “arrival” です。
“arrival”も「到着」という意味の英単語です。カタカナ語の「アライバル」と同じ意味ですね。
「アライバル」の類義語
「アライバル」には以下のような類義語があります。
- 到着
まとめ
以上、この記事では「アライバル」について解説しました。
英語表記 | アライバル(arrival) |
---|---|
意味 | 到着 |
語源 | 「到着」という意味の英単語 “arrival” |
類義語 | 到着 |
アライバルはさまざまな場面で使われていることがわかりましたね。