今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ソフト」です。
「ソフト」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。
☆「ソフト」をざっくり言うと……
英語表記 | ソフト(soft) |
---|---|
意味 | 感触、印象などが柔らかいこと |
語源 | 英語のsoft |
類義語 | マイルド、ソフトなど |
対義語 | ハード、ストロングなど |
「ソフト」の意味をスッキリ理解!
「ソフト」の意味を詳しく
「ソフト」は「感触、印象が柔らかいこと」という意味のカタカナ語です。たとえば、スポンジを触ってみて柔らかいと感じた場合、「スポンジがソフトだ」と言うことができます。感触に関する「ソフト」です。
一方で色に関して、ほんのりと淡い水色の事を「ソフトな色合い」と言うこともあります。
また、使用頻度は少ないですが略語としての意味もあります。「ソフトクリーム」「ソフトボール」を省略した形です。1番日常会話で使用するのは、「ソフトウェア」「ゲームソフト」を略した意味の「ソフト」です。
「ソフト」の使い方
- このソファはかなりソフトな生地を使っている。
- 髪型を変えたらソフトな印象になった。
- 新しいソフトが発売されたから購入した。
①の「ソフト」は「印象が柔らかい」という意味で使われています。この例文だと、「生地が柔らかい」という意味です。②の例文の「ソフト」は「印象が柔らかい」です。
③の「ソフト」だけ①、②と異なって略語として使用されています。これは「ゲームソフト」という意味です。
「感触や印象が柔らかい」と「略語」という意味をどうやって見分けるのかというと、名詞として使われているかどうかで判断するのが1番です。「柔らかい」は形容詞なので、文の中で形容詞の用法で使われることが多いです。一方、「略語」だと名詞なので名詞の用法で使われます。
「ソフト」の語源
語源は英語のsoftです。意味はカタカナ語の「ソフト」とほぼ同じですが、英語のsoftの方が意味が多いです。日本語にない意味としてはたとえば、「手ぬるい」「口の上手い」があります。
語源をさらに遡ると、samftijazというゲルマン語になります。「優しい」「緩やかな」という意味です。ちなみに、動詞の場合はsoftenで「柔らかくする」という意味になります。
「ソフト」の類義語
「ソフト」には以下のような類義語があります。
- マイルド:まろやかな、穏やかな
- ウィーク:弱い
マイルド
「マイルド」は「まろやかな」「穏やかな」という意味のカタカナ語です。特に物事の性質、人の性質や態度などが穏やかである様子を表します。例文としては、「マイルドな味を堪能する」などが挙げられます。
ウィーク
「ウィーク」は「弱い」という意味のカタカナ語です。威力が弱い時に、「ウィーク」を使うことがあります。威力が弱いと穏やかになる場合があるので、「ソフト」に似ています。
「ソフト」の対義語
「ソフト」には以下のような対義語があります。
- ハード:強固な
- ストロング:強い
ハード
「ハード」は「強固な」という意味のカタカナ語です。たとえば、ソファの生地が固い時に「ハードな生地」と言うことができます。また、「ハードウェア」の略語でもあります。ゲーム機やパソコンなど、「ソフト」を実行する物のことです。
ストロング
「ストロング」は「強い」という意味のカタカナ語です。よく、お酒の缶で「ストロング」と書いてあるのを見たことがあると思います。これは、「アルコールが強い」という意味です。
しかしながら、「ストロングな」というように文章ではあまり用いない単語です。普通に日本語の「強い」を使う人が多いです。
まとめ
以上、この記事では「ソフト」について解説しました。
英語表記 | ソフト(soft) |
---|---|
意味 | 感触、印象などが柔らかいこと |
語源 | 英語のsoft |
類義語 | マイルド、ソフトなど |
対義語 | ハード、ストロングなど |
「ソフト」は非常によく使うカタカナ語です。柔軟剤でも「ソフト」と書いてある商品もあります。日常生活に密接したカタカナ語です。
ぜひ、この記事を参考にして「ソフト」を実際の生活でも使ってみましょう。