「バーゲン」の意味とは？使い方から英語や類語までわかりやすく解説

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「バーゲン」です。

「バーゲン」の意味・使い方・語源・類義語について分かりやすく解説します。

☆「バーゲン」をざっくり言うと……

「バーゲン」とは？

「バーゲン」の意味を詳しく

「バーゲン 」は「掘り出し物、値引き」というのが主な意味のカタカナ語です。その他にも「見切り品」という意味があります。たとえば、今まで誰も買わなかった商品が安くなっている場合があります。こうした商品のことを「バーゲン品」と言います。

商品を売るお店としては、いつまでも商品を所持していては利益が出ません。そのため、最初に見込んだ利益より低くてもいいので、売りさばくことで利益を手に入れたいのです。そのようなお店側の心理から「バーゲン」は行われます。

また、定価よりも大幅に安い「バーゲン品」をあえて店頭に取り揃えることで、お客さんを呼び込もうとする場合もあります。「バーゲン」は安くなっている商品自体を指す場合もありますが、「バーゲンセール」の略で使うこともあります。

「バーゲンセール」は安くなっている商品ではなく、安く商品を売る行為のことです。

「バーゲン」の使い方

「バーゲン」を使用するのは、物を売るときで、在庫に余った商品などを安く売るときです。特に季節ごとに1度「バーゲン」を使うことが多いです。なぜならば、季節のアイテムが存在するからです。たとえば、半袖のTシャツは、夏物アイテムですよね。

このようなアイテムを売るとき、「冬物バーゲン」「夏物バーゲン」と言うことがあります。

なぜこうした「バーゲン」を行うのかというと、季節に特化した衣類を売り残してしまうことを防ぐためです。先ほど「意味を詳しく」の項で説明したとおり、季節外れになる前に在庫を売りさばく必要があるのです。

また「バーゲン」は、「バーゲンをする」「バーゲンを行う」というように使用します。また、他の名詞と合わせて「バーゲンプライス」「バーゲンフェア」などという言い方もします。

「バーゲンプライス」とは、「見切り品の価格」のことです。「バーゲンフェア」は、「見切り品のイベント」のことです。その他にも、「週末バーゲン」「大バーゲン」などさまざまな用法があります。

「バーゲン」の語源

「バーゲン」の語源は英語の bargain です。カタカナ語と同じように「お買い得品」「お値打ち品」という意味です。また、「駆け引き」「取引」という意味もあるので、英文に bargain が出てきた際は、カタカナ語との違いに注意しましょう。

その他のカタカナ語にない意味は、「交渉で決める」「予測する」です。これらは動詞の意味ですので、前後の文脈から推測することは簡単です。

さらに語源をさかのぼると、「値段を交渉する」という意味の古期フランス語 bargaignier になります。

「バーゲン」の類義語

「バーゲン」には以下のような類義語があります。

「ディスカウント」は「値引き」という意味のカタカナ語です。「ディスカウント」の語源は英語の discount です。「数える」という意味の count に、「無」という意味の dis が一緒になってできました。それが変化して、「値引き」という意味になったのです。

「ディスカウント」も「する」「行う」という動詞とともによく使用します。名詞と一緒に使うときは、「ディスカウントショップ」などと言います。

「セール 」は「安く売ること 」という意味のカタカナ語です。「セール」の語源は英語の sale です。カタカナ語と英語の両方でよく使用する単語です。「セール」には「バーゲン」のように「安く売る」という意味もありますが、本当は「売る」という行為自体を指します。

また、「バーゲン」のように在庫に余った商品に限らず、さまざまな物を安売りするという意味があります。たとえば、全品20%OFFセールというと、「店内の商品が2割引き」という意味です。「セール」は、幅広い物に応用可能です。

まとめ

以上、この記事では「バーゲン」について解説しました。

「バーゲン」はショッピング好きにはお馴染みの単語です。「バーゲン」を楽しみにして生活している方もいるほどです。買い物は現代人にとって娯楽の1つな上に、商品が安く変えると嬉しいですよね。

それほど、私たちにとって「バーゲン」は身近な単語でもあります。ぜひこの記事で「バーゲン」の意味や使い方を理解して、実際の生活でも役に立てるようにしましょう。