インフルエンザの季節や花粉が多く飛ぶ季節には、「空気清浄機」や「加湿器」が欲しくなりますよね。
どちらがどのような役割をしているのかご存知ですか。この記事では、「空気清浄機」と「加湿器」の違いについて解説します。
結論:違いは、役割
「空気清浄機」は、空気をきれいにする役割がありますが、「加湿器」は、空気中の湿度(しつど)を上げる役割があります。
「空気清浄機」をもっと詳しく
「空気清浄機」は、空気をきれいにする役割を持っているので、空気中のカビや、花粉、PM2.5、においなどを吸い込んで取り除いてくれます。
PM2.5とは、工場や車、航空機などから排出される大気汚染のもととなる物質のことで、日本でも影響が心配されています。
「空気清浄機」は、風邪予防やアレルギー対策、におい対策に役立ちますが、それだけを置いていれば万全かといえば、そうではありません。また、雑菌を増えにくくするコーティングがされているものがありますが、完全に菌が増殖しないという意味ではないので、定期的なお手入れが必要です。
「加湿器」をもっと詳しく
「加湿器」とは、空気中の湿度を上げる役割があり、湿度が高くなることで、インフルエンザウイルスの活動を抑えることができますし、花粉やほこりも水分を含むと下に落ちやすくなるので、吸い込むことも少なくなります。さらに、鼻と喉が潤うことで風邪も引きにくくなります。
それだけではなく、肌のトラブルは、乾燥からくることが多く、加湿器を置いて部屋の湿度を整えることで、乾燥が原因の肌の不調の対策としても使えます。
「空気清浄機」と「加湿器」と別々に買う利点は、個々での移動が可能、片方が故障しても片方だけ買い替えるだけで良いこと、お手入れが加湿空気清浄機と比べて簡単なことが挙げられます。
補足:加湿空気清浄機
最近では、「加湿空気清浄機」といって「空気清浄機」と「加湿器」の両方の役割をもつ商品が多く販売されていて、加湿空気清浄機の利点は、場所を取らないことや、種類が多いこと、操作が一括でできるので便利なことです。
下の写真は、加湿空気清浄機の一例です。同じメーカーだと、「空気清浄機」と加湿空気清浄機は見た目がよく似ていることがあるので、よく確認をしてください。
[出典:https://www.amazon.co.jp/]
下の写真は、「空気清浄機」の一例です。
[出典:https://www.amazon.co.jp/]
まとめ
以上、この記事では、「空気清浄機」と「加湿器」の違いについて解説しました。
以下に簡単にまとめを作ったので、確認してみてください。
- 空気清浄機:空気を綺麗にする役割
- 加湿器:空気中の湿度を上げる役割
最近では、「加湿空気清浄機」が多く販売されていますが、自分の生活に合わせて買うのがよさそうですね。参考にしてみてください。