馬に乗ることを「乗馬」と言ったり、「馬術」と言ったりしますよね。
乗馬と馬術の違いはなんだろう、と思ったことはありませんか。この記事では、乗馬経験者が2つの違いについて分かりやすく説明します。
このページの目次
「乗馬」と「馬術」の違い
実は、明確な違いはなく、どちらも馬に乗ることを表しますが、その言葉が表すイメージが違います。
乗馬は、娯楽で乗ることを表しますが、馬術は、競技会で行うようなことを指します。
乗馬
乗馬というと、技術を磨くというよりは趣味やレジャーとして馬に乗っているイメージです。
例をあげると
- 曳き馬(ひきうま):スタッフが馬を誘導しながら乗ること
- 乗馬クラブでの体験乗馬
- 外乗(がいじょう):森や海辺などを馬に乗って楽しむこと
こういったことが乗馬に分類されます。
また、乗馬クラブでのレッスンで、「歩く」「走る」といった基本的な動きを学ぶことも乗馬です。
馬術
馬術は、馬をいかに正確にコントロールし、美しく魅せるかということを表します。競技会に参加することを目指して乗っているとイメージすると分かりやすいです。
例をあげると、
- 障害飛越:コース上に設定されたバーを飛び越えて通過していく競技
- 馬場馬術:決められたプログラムを決められた動き方で運動をする競技
こういったものが馬術に分類され、馬との一体感やより高い技術が求められます。
まとめ
以上、この記事では、「乗馬」と「馬術」の違いについて説明しました。要点をまとめると
- 乗馬:楽しむことを目的に馬に乗ること
- 馬術:技術の向上や競技会への出場を目的として馬に乗ること
ということが言えます。
両方とも馬に乗ることに変わりはありませんが、共通しているのは馬が好きだとか、馬に乗ることを楽しめるということですね。
また、乗馬初心者の方は自分がどこを目指したいかを決める時に参考にしてみてください。