ホテルに行くと、いろいろな種類の部屋がありますよね。その中でも、2人用の部屋の名前は「ダブルベッド」と「ツインベッド」があり、とてもまぎらわしいです。
そこで、今回は今さら聞けない「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いについて解説していきたいと思います。
結論:ベッドの数の違い
まず、「ダブルベッド」はダブルベッドが1台置かれた2人用部屋のことです。
一方、「ツインベッド」とは、ベッドが2台ある2人用部屋のことです。
「ダブルベッド」をもっと詳しく
「ダブルベッド」とは、ダブルベッドが1台置かれた2人用部屋のことです。
そして、そもそもダブルベッドとは2人が寝られるように作られた、通常より幅が広めのベッドのことです。通常のベッドはシングルベッドと言い、幅はおよそ 100cm ですが、ダブルベッドの幅は 140cm 前後あります。
ちなみに、ベッドの奥行きはシングルベッドでもダブルベッドでも変わらず、195cm 前後です。
そして、ツインベッドの部屋に比べ、ダブルベッドの客室は狭めのことが多いですが、その分料金も安めです。
そのため、カップルや夫婦、家族など、一緒のベッドで寝るのに抵抗がない場合は、ダブルベッドの部屋を選んだほうがお得でしょう。
「ツインベッド」をもっと詳しく
「ツインベッド」とはベッドが2台置かれた2人用部屋のことを指します。
そして、日本ではシングルベッドが2台置かれていることがほとんどです。しかし、欧米などでは体格が大きい人のために、ダブルベッドを2台備えたツインベッドルームを用意しているホテルもあります。
ちなみに、日本でも、シングルベッドでは狭い人や、広々としたベッドで寝たい人たち向けに、セミダブルベッドを2台用意した部屋を設置しているホテルがあります。ちなみに、セミダブルベッドはシングルベッドとダブルベッドの中間のサイズで、幅は 120cm 前後です。
そして、ツインベッドの料金はダブルベッドと比べて高めですが、客室は広めです。そのため、例えば友達や同僚など、同じベッドで寝るのに抵抗がある2人の場合はツインベッドの部屋を選んだほうが無難でしょう。
ちなみに、ベッド1台の時はシングル、2台の時はツインと言いますが、3台の時はトリプルと言います。
しかし、これは必ずしもシングルサイズのベッドが3つあるというわけではなく、シングルベッド2つに簡易ベッドやソファーベッドがついていることも少なくなありません。
また、ヨーロッパではベッドが1台なのに、敷き布団や掛け布団が分かれていて、それをツインベッドルームと呼んでいる場合もあります。これは俗にあやふやツインと言います。
また、シングルベッドが2台あり、それらがくっついている、ハリウッドツインというものもあります。
そして、北米ではたまに、シングルベッドの部屋のことを “1 twin” などと呼んでいる場合があるので、それにも注意が必要です。
まとめ
以上、この記事では、「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いについて解説しました。
- ダブルベッド:2人用ベッドが1つある部屋のこと
- ツインベッド:1人用ベッドが2つある部屋のこと
「ダブルベッド」と「ツインベッド」は似ているようで全然違うものです。勘違いして気まずい思いをしないように注意していきたいですね。