「アプローチ」の意味とは?使い方から英語や類語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アプローチ」です。

「アプローチ」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

☆「アプローチ」をざっくり言うと……

英語表記アプローチ(approach)
意味手段、接近
語源英語の “approach”
類義語メソッド、アピールなど

「アプローチ」とは?

アプローチ(approach):手段、接近

「アプローチ」の意味を詳しく

「アプローチ」は、「手段」という意味のカタカナ語です。その他にも「接近」という意味があります。

「アプローチ」の使い方

  1. クラスのアイドルにアプローチを仕掛ける。
  2. この問題についてのアプローチは難しい。
  3. アプローチショットを狙ってスイングする。

「アプローチ」を使用する場面はとても多いです。ビジネスから恋愛までとても多くの場面で使用する事ができます。「アプローチする」「アプローチを行う」というような使い方をすることが多いです。

①の例文は、恋愛に関する例文です。ここでの「アプローチ」は、「接近」「仲良くなる」という意味です。その意味の通り、物理的に近づいて接近します。そこでコミュニケーションを深めることができます。そうした由来から「仲良くなる」という意味があるのです。

 

②の例文は、ビジネスや学問についての例文です。ある問題があるとします。それに対して何かしらの方法や手段を使って、その問題を解決するための行動することを「アプローチ」と言います。この例文では、「アプローチ」は「対策」「行動」とも置き換えられます。

③の例文は、ゴルフに関する例文です。「アプローチショット」とは「寄せ打ち」の意味です。簡単に言うと、穴の近くを狙って打つショットです。

「アプローチ」の語源

「アプローチ」の語源は英語の “approach” です。「近づく」という意味です。特に物理的に何かに近寄る時に使用します。また、「等しい」「類似する」という意味もあります。カタカナ語には全くない意味としては、「取り組む」「着手する」などがあるので、注意しましょう。

「アプローチ」の類義語

「アプローチ」には以下のような類義語があります。

  • メソッド:手法
  • アピール:訴える
「メソッド」は「手法」という意味のカタカナ語です。例えば何か問題が起こったとします。その時に、問題を解決するために「アプローチ」します。そこで、どうやって「アプローチ」するのかという中身が重要になってきます。その中身こそが「メソッド」にあたります。

例えば、大統領選挙の結果に関して国民の声が知りたいとします。そのためにインタビューを行うことは「メソッド」に該当します。

 

「アピール」は「訴える」という意味のカタカナ語です。「訴える」といっても裁判などで使う意味ではありません。「相手の感情を動かすためにする行動」という意味です。

こちらも普段何気ない場面でとてもよく使用されています。「アプローチ」と似ているのは、「接近」「仲良くなる」という意味です。誰かと深い関係になるためには、「アプローチ」をしなければなりません。

「アプローチ」する中で、自分はこういう人間であるということを相手に知ってもらうことも大切です。その行動を「アピール」と言います。心に強く訴えかけるのです。

まとめ

以上、この記事では「アプローチ」について解説しました。

英語表記アプローチ(approach)
意味手段、接近
語源英語の “approach”
類義語メソッド、アピールなど

「アプローチ」はよく使用するカタカナ語の1つです。しかし様々な意味を持っている単語でもあります。全部を覚えている人は、なかなかいないでしょう。

ぜひこの記事で、「アプローチ」の意味や使い方を理解して日常の生活でも使用できるようになりましょう。