今回ご紹介する言葉は、ことわざの「負けるが勝ち」です。
言葉の意味、使い方、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。
☆「負けるが勝ち」をざっくり言うと……
読み方 | 負けるが勝ち(まけるがかち) |
---|---|
意味 | 場合によっては争わないで相手に勝利を譲った方が、自分にとっての利益になり、結果的に自分の勝ちに繋がるということ |
類義語 | 三十六計逃げるに如かず、逃げるが勝ちなど |
英語訳 | Yielding is sometimes the best way of succeeding.(譲歩も時には成功の最善策である) |
「負けるが勝ち」の意味をスッキリ理解!
負けるが勝ち:場合によっては争わないで相手に勝利を譲った方が、自分にとっての利益になり、結果的に自分の勝ちに繋がるということ
「負けるが勝ち」の意味を詳しく
「負けるが勝ち」は、場合によっては争わないで相手に勝利を譲った方が、自分にとっての利益になり、結果的に自分の勝ちに繋がるという意味のことわざです。
目先の利益にとらわれず、長い目で見たときの利益をとるべきである、ということを表しています。
ちなみに、「負けるが勝ち」は、江戸いろはかるたの「ま」の札としても知られています。
「負けるが勝ち」の使い方
たとえば、上の写真のように、あるチームを応援していても、結果が伴わないことがあります。
しかし、その試合を踏み台に、次の大舞台で勝利を掴み取ることができたら、「負けるが勝ち」が功を奏したと言えるのです。
- しばらく様子を見てみよう。下手に出ない方が、負けるが勝ちになるかもしれない。
- 負けるが勝ちというし、今回は引き下がって、また出直そう。
「負けるが勝ち」の類義語
「負けるが勝ち」には以下のような類義語があります。
- 三十六計逃げるに如かず:策略は色々あるが、いざ困った時には逃げるのが最良策であるということ
- 逃げるが勝ち:無駄な争いなどはせずに、逃げた方が、後々の利益になるということ
「負けるが勝ち」の英語訳
「負けるが勝ち」を英語に訳すと、次のような表現になります。
- Yielding is sometimes the best way of succeeding.
(譲歩も時には成功の最善策である。) - He stoops to conquer.
(勝つために身を屈する。)
まとめ
以上、この記事では「負けるが勝ち」について解説しました。
読み方 | 負けるが勝ち(まけるがかち) |
---|---|
意味 | 場合によっては争わないで相手に勝利を譲った方が、自分にとっての利益になり、結果的に自分の勝ちに繋がるということ |
類義語 | 三十六計逃げるに如かず、逃げるが勝ちなど |
英語訳 | Yielding is sometimes the best way of succeeding.(譲歩も時には成功の最善策である) |
日常生活で、「負けるが勝ち」だなと思うことは多々ありますよね。自分にとって必要なものは何か、何を大切にしたいかを考えられるようになりたいですね。