日々の生活で、音楽を聞くことが楽しみな人は多いです。音楽プレイヤーを使えば、様々な音楽をどこでも聞くことができるので、テンションを上げるには最適です。
特にジャンルは沢山あります。「ロック」や「メタル」、「パンク」などですね。これらはどういった違いがあるのでしょうか。この記事では「ロック」「メタル」「パンク」の違いについて解説します。
結論:曲の激しさとルーツの違い
「メタル」は「ロック」より激しく、音を歪ませた音楽です。
「パンク」は激しい音楽です。また、バンドマンがボロボロの服を着て、髪を逆立てて、見た目も気を使っているのが特徴的です。
「ロック」をもっと詳しく
「ロック」はドラムとベース、エレキギターさえあれば成立します。ポピュラー音楽のルーツは「ロック」にあると言われています。この「ロック」からジャンルが別れる形で、様々な音楽が生まれたのです。
そのため、「ロック」の中には激しいものからポップなものまであります。しかし、基本的にはアンプに繋がれたエレキギターのサウンドを中心に、エレキベースやドラムという楽器が使われた4人編成のバンドが奏でる音楽が「ロック」の定義です。
「ロック」の中で、下記の「メタル」や「パンク」に枝分かれしているのです。
「メタル」をもっと詳しく
「メタル」は「ロック」から派生しました。「メタル」はロックに比べて低音を使用しているのも特徴的です。楽器を半音ほど低いチューニングにして、聞いている人の心臓にズシズシと響いてくるような音楽です。
またボーカルも特徴的です。シャウトと呼ぼれる叫び声を楽曲中で多く使っています。ドラムを叩く数が多く、その音に合わせてシャウトされる曲が「メタル」には多いです。「メタル」のライブでは観客がよく頭を振るパフォーマンスをしています。
「パンク」をもっと詳しく
「パンク」は音の種類が派生するより先に、社会的な思想を歌うことでジャンルとして枝分かれしました。ルーツとしては1970年代のイギリスで、若者が社会に対する疑問や怒りを音楽に乗せて歌ったことから始まりました。
それがもとで、「パンク」には伝えたい反社会的なメッセージさえあれば、演奏が上手か下手か関係ないといった思想もあるくらいです。また、「パンク」で特徴的なものはファッションです。ヘアワックスやポマードを使って髪を逆立ち状態にさせます。
そして、ダメージジーンズなどダメージの入った服や、それを安全ピンで留めた服を来て演奏します。見た目を社会できちんとした定職についていないようなものにすることで、社会からはみ出てしまった人をファッションでも表現しています。
ここにも「パンク」で重要な反社会的なメッセージが込められているのです。
まとめ
以上、この記事では、「ロック」「メタル」「パンク」の違いについて解説しました。
- ロック:ギターとエレキベース、ドラムを使った音楽の総称
- メタル:低音で激しい。シャウトや頭を振るパフォーマンスが特徴
- パンク:反社会的な色合いが強い。奇抜なファッションであることも特徴的