ゴルフは主にお金のある老人がやっていて、お金のない若者にはハードルの高いスポーツだと思っている人も多いのではないでしょうか。
確かに、ゴルフをしているのは年齢が高めな人というイメージがありますよね。
しかし、最近では若者でも気軽にゴルフができる施設が増えてきています。
ところで、ゴルフをプレイする時に使われる施設として、「ゴルフクラブ」や「カントリークラブ」などがあげられます。
この2つのゴルフ施設は日本では同じようなものを指していますが、実はもともと違う施設だったんです。
今回はそんな「ゴルフクラブ」と「カントリークラブ」の違いについて解説していきたいと思います。
結論:他の競技ができるかどうかが違う
一方、「カントリークラブ」とはゴルフコースに限らず、田舎生活を楽しむ都会人のために作られた複合型レジャー施設のことです。
つまり、「ゴルフクラブ」と「カントリークラブ」では他のスポーツがプレイできるかどうかが異なるのです。
「ゴルフクラブ」をもっと詳しく
ゴルフクラブとはゴルフをプレイするための施設です。略してGCと呼ばれることもあります。そして、ゴルフクラブはイギリスで生まれ、日本に入ってきました。
ちなみに、日本ではだれでもゴルフをプレーできるパブリックコースであることが多いでしょう。
また、比較的小さめの施設であることが多いです。
ちなみに、ゴルフクラブには「ゴルフをするために使用する杖状の用具」という意味もあります。
「カントリークラブ」をもっと詳しく
カントリークラブとはゴルフコースに限らず、田舎生活を楽しむ都会人のために作られた複合型レジャー施設のことです。略してCCと呼ばれることもあります。そして、カントリークラブでは広いスペースが必要な競技を中心に楽しむことができます。
例えば、テニス、水泳、乗馬などを行うことができます。
また、クラブハウスや宿泊施設がついていることもあります。
そして、カントリークラブはアメリカで生まれ、アメリカには多くのカントリークラブがあります。
ちなみに、カントリークラブは郊外にあることが多いでしょう。
なぜなら、都会ではあまり広い敷地を使うことができないからです。
また、田舎に作ってしまうと、あまりにも交通の便が悪くなってしまいます。
そのため、郊外がちょうどいいのです。
ところが、このようなイメージを持って日本のカントリークラブに行くとびっくりしてしまうかもしれません。
なぜなら日本のカントリークラブはほぼゴルフクラブと同じであり、ゴルフ以外の競技はできないことが多いからです。
他にはショップやクラブハウスや練習場くらいしかありません。
カントリークラブは日本ではゴルフ場の名称として定着したのです。
これは、カントリークラブがゴルフコースを所有していることから生まれた勘違いが原因らしいです。
ただ、日本のカントリークラブには、ゴルフクラブには違う傾向もあります。
例えば、アメリカのカントリークラブは郊外にあることが多いので、日本のカントリークラブも郊外にあることが多いでしょう。
また、ゴルフクラブより大きめの施設が多いです。
そして、ゴルフ場の使用権を持っている会員のみがプレイできるメンバーシップコースであることが多いでしょう。
しかし、ゴルフクラブやカントリークラブといった名称は施設が自由に決められるので、この傾向にあてはまらないものも多くあります。
まとめ
以上、この記事では、「ゴルフクラブ」と「カントリークラブ」の違いについて解説しました。
- ゴルフクラブ:ゴルフをプレイするための施設
- カントリークラブ:田舎生活を楽しむ都会人のために作られた複合型レジャー施設
「ゴルフクラブ」と「カントリークラブ」は日本で暮らしている分には混同していても大丈夫かもしれませんが、海外ではそうもいきません。
ゴルフをプレイする時には「ゴルフクラブ」と「カントリークラブ」の違いを意識していたいものです。