スパブロとは「迷惑行為をするユーザーをブロック/通報する」という意味です。
主にTwitterなどのSNSで使われる言葉です。
「それ、スパブロした方がいいよ」などと言われ、意味が気になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スパブロの意味や使い方をわかりやすく解説していきます。
☆「スパブロ」をざっくり言うと……
読み方 | スパブロ |
---|---|
意味 | 迷惑行為をするユーザーをブロック/通報すること |
関連語 | リムる |
このページの目次
「スパブロ」の意味
- 迷惑行為をするユーザーをブロックする
- 迷惑行為をするユーザーを通報する
スパブロとは、迷惑行為をするユーザーにブロックや通報などの行為をすることです。
このような意味になるのは、スパブロが以下の2つの単語の省略形だからです。
- スパム
迷惑行為 - ブロック
特定のユーザーが自分のアカウントにアクセスできないようにすること
意味①:迷惑行為をするユーザーをブロックする
スパブロは「迷惑行為をするユーザーをブロックする」という意味でよく使われます。
この場合、スパブロは「スパムをブロックする」の省略形として使われています。
TwitterやInstagramなどのSNSには、特定のユーザーが自分のアカウントにアクセスできないようにする「ブロック」という機能がついています。
そのため、迷惑行為を行った相手をブロックすることによって、自分がトラブルに巻き込まれないようにすることができます。
意味②:迷惑行為をするユーザーを通報する
スパブロは、「迷惑行為をするユーザーを通報する」という意味でも使われることが多いです。
この場合は、スパブロは「アカウントをスパムをしているとして通報し、ブロックする」の省略形にあたります。
Twitterはかつて、スパム通報をすると自動でそのユーザーをブロックする仕様となっていました。
現在はスパム通報をしても相手をブロックするかどうかは選べますが、名残でスパム通報すること全般が「スパブロ」と呼ばれたままになっています。
スパブロは、「すぱぶろ」とひらがなで表記されることもあります。
意味はカタカナのスパブロと同じです。
「スパム」に当たる行為
スパムに当たる行為には、以下のようなものがあります。
- リプライやダイレクトメッセージなどを大量に送信する
- フィッシングサイトやマルウェアサイトなどの悪質なサイトへのリンクを投稿する
- 過剰にフォロー・フォロー解除を繰り返す
- 誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)を行う
- デマを投稿する
- 不適切な画像や動画を投稿する
「スパブロ」の使い方
「スパブロ」の使い方は、3つに分けることができます。
- ブロックするという意味に重きを置く場合
- 通報するという意味に重きを置く場合
- どちらとも取れる場合
使い方①:ブロックするという意味に重きを置く場合
スパブロは、「迷惑行為をするユーザーをブロックする」というニュアンスを込めて使うことができます。
特に個人レベルで嫌がらせなどをされている場合は、「通報すること」よりも「ブロックすること」の方が直接的な解決策になります。
そのため、個人に対して「スパブロしたら?」と勧めるような文章では、特に「ブロックする」方に重きが置かれた使われ方になります。
この場合、もちろん同時に通報をしても構いません。
使い方②:通報するという意味に重きを置く場合
スパブロは、「迷惑行為をするユーザーを通報する」という意味合いを強めて使うこともできます。
例えばデマを流しているアカウントや迷惑行為をいろいろな人にしているアカウントなどに対して、通報への協力を多くの人に呼びかけるなどという場合です。
そういった場合は、多くの通報実績を作ることが目的であるため、必ずしもブロックをして欲しいわけではないこともあります。
この場合も、もちろん同時にブロックをしても構いません。
使い方③:どちらとも取れる場合
スパブロは、どちらとも取れるように使う、あるいはどちらの意味も込めて使うこともできます。
迷惑行為をしてくるユーザーに対してはブロックと通報の両方を行うことが多いため、あまりどちらの意味で使っているかを限定する必要がないことが多いです。
「スパブロ」の関連語
スパブロには以下のような関連語があります。
- リムる
相手のアカウントのフォローを解除すること
「リムる」は「リムーブする」の省略形で、フォローを解除するという意味です。
迷惑行為をされているわけではなく、単に相手のツイート/投稿に飽きた場合などは、フォローを解除するのが一般的です。
Twitterで「スパブロ」する方法
Twitterでスパブロする方法を、以下の3つに分けて紹介します。
- ブロックする方法
- 通報する方法
方法①:ブロックする方法
①まずはTwitterにログインし、ブロックしたいユーザーの名前かサムネイルをクリックします。
②するとこの画面が出てくるので、上の三点リーダをクリックします。
③「〜さんをブロック」を選びます。
④本当にブロックするか確認されるので、「ブロック」を選択します。
⑤この画面が出てくればブロックは完了です。
なお、ブロックを解除する場合は、この画面から「ブロック中」を押します。
するとこの画面が出てくるので、「ブロックを解除する」を選びます。
方法②:通報する方法
①まずはTwitterにログインし、ブロックしたいユーザーの名前かサムネイルをクリックします。
②するとこの画面が出てくるので、上の三点リーダをクリックします。
③「〜さんを報告する」を選びます。
④通報する理由を聞かれるので、該当するものを選びます。
⑤通報が完了します。ブロックしたい場合は、この画面で「ブロック」を選びます。
なお、ブロックやフォロー解除、ミュートなどをを選ばない場合はフォローもそのままになります。
通報が効果を発揮する条件
通報ですが、以下の条件を満たすと当該のアカウントが停止されやすくなると言われています。
- 迷惑行為をしている証拠を運営に送る
- スパム行為の画像をキャプチャする
- スパムツイートを運営に転送する
- 相手のフォロワー数×150〜200%以上のアカウントからスパブロされる
「スパブロ」の影響
Twitterでスパブロしたときの影響を、以下の2つに分けて紹介します。
- ブロックした場合の影響
- 通報した場合の影響
影響①:ブロックした場合の影響
ブロックした場合は、以下の影響があります。
- 相手から自分のツイートが見えなくなる
- お互いのフォローが解除される
- 相手のツイートやリプライなどがタイムラインに表示されない
影響②:通報した場合の影響
通報しても、ブロックしない限りは、ツイートを見られなくなったりなどの影響はありません。
そのため、相手に自分のツイートを見せたくないなどの場合は、報告と一緒にブロックもするようにしましょう。
「スパブロ」は相手に気がつかれるか
Twitterでスパブロしたときに気がつかれるかどうかを、以下の2つに分けて紹介します。
- ブロックした場合
- 通報した場合
状況①:ブロックした場合
ブロックした場合は、相手の自分へのフォローが外れるため、フォロー数の変化などで気がつかれることはあります。
また、ブロックを解除しなかった場合は、相手が自分のアカウントに飛んだときに「ブロックされています」と表示されるので、相手に気がつかれます。
状況②:通報した場合
通報した場合、他にブロックなどをしなければ特に気がつかれることはありません。
ただ、通報件数が溜まると、通報したアカウントが凍結されます。
「スパブロ」のまとめ
以上、この記事では「スパブロ」について解説しました。
読み方 | スパブロ |
---|---|
意味 | 迷惑行為をするユーザーをブロック/通報すること |
関連語 | リムる |
迷惑行為をしてくるユーザーへの有効な対処法のひとつです。