「とりあえずお疲れ」とは「相手をねぎらう言葉」です。
疲れている相手にかける言葉として、日常的にも使われそうですよね。
実は、ネット上である元野球選手に関する噂から広まった言葉なのです。
この記事では、「とりあえずお疲れ」の意味や元ネタをわかりやすく解説します。
☆「とりあえずお疲れ」をざっくり言うと…
読み方 | とりあえずお疲(つか)れ |
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意味 | 相手をねぎらう言葉 |
元ネタ | 元プロ野球選手・駒田徳広氏に関する噂 |
「とりあえずお疲れ」の意味
相手をねぎらう言葉
「とりあえずお疲れ」は、「まずは相手の苦労をいたわる」という意味のネットスラングです。
「とりあえずお疲れ」は、以下の2語から成り立っています。
- とりあえず
まず第一に。何はさておき。 - お疲れ
相手の苦労をねぎらう
「とりあえずお疲れ」は、他のことは置いておいて、まずは相手の苦労をねぎらうことを表します。
読点(、)を入れて「とりあえず、お疲れ」と表記することもあります。
「とりあえずお疲れ」の元ネタ
「とりあえずお疲れ」の元ネタは、元プロ野球選手・駒田徳広(こまだ のりひろ)氏に関するネット上で広がった噂です。
しかし、本人はラジオ番組で「噂は事実ではない」と明言したとされます。
元ネタとなった噂は以下の通りです。
出産に立ち会いましたが、生まれてきた子供の肌は黒く、どう見ても自分の子ではなかったのです。
駒田氏は呆然として、女性に向かって「とりあえず、お疲れ」と言ったとされます。
そして、女性とは2か月で離婚したとされます。
この噂がネット掲示板「なんでも実況J板(なんJ)」にたくさん書き込まれたため、広まったとされます。
「とりあえずお疲れ」の元ネタとなった噂は、駒田氏本人は否定しています。
そのため、「とりあえずお疲れ」を使う際は注意しましょう。
駒田徳広氏とは
[出典:Wikipedia]
駒田氏は、以下のような元プロ野球選手です。
- 1962年、奈良県に生まれる
- 1980年、プロ野球球団『読売ジャイアンツ』に入団
- 満塁のときに打率が良いため、「満塁男」と呼ばれた
- 妻は駒田美佳子さん
- 長女は駒田真子プロ雀士(じゃんし)※
駒田氏は、現在の妻である美佳子さんと結婚する前に1度の離婚歴があります。
元妻とは、1年4か月で離婚したとされます。
離婚した理由は、報道では「性格の不一致」とされていますが、定かではありません。
麻雀(まーじゃん)をする人のことです。
「とりあえずお疲れ」の使い方
「とりあえずお疲れ」は、元ネタとされる噂が出産や不倫に関わるため、以下のような話題でよく使われます。
- 出産
- 不倫
- 不倫による出産
例文を見てみましょう。
補足:近藤光史氏とは
「とりあえずお疲れ」は、妻の出産の際、自分の子供ではないと思われる子供が生まれた噂が元ネタです。
実際にこの体験をしたことがある人物として、近藤光史氏が挙げられます。
[出典:昭和プロダクション]
近藤氏は、以下のような経歴をもつアナウンサーです。
1947年 | 岡山県に生まれる |
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1971年 | 毎日放送にアナウンサーとして入社 |
1992年 | 当時の妻の健康上の事情などを理由に毎日放送を退社 |
1992年 | 退社後すぐ、タヒチに移住 |
2000年 | 日本に帰国して放送業界に復帰 |
放送業界に復帰したあと、テレビ番組において、近藤氏本人が以下のように語ったとされます。
しかし、生まれてきた子供の目は青く、どう見ても自分の子ではなかったのです。
妻はヘルニアで通院しており、担当医と不倫してできた子供だったとされます。
ちなみに、その妻は近藤氏と離婚したあと、通院していた病院に勤める、別の医師と再婚しました。
近藤氏は、4度の離婚歴がありますが、上記のエピソードは2人目の妻との出来事です。
- 26歳から36歳まで
地方局の女性アナウンサー
2男1女をもうける - 39歳〜?歳
一緒にタヒチに移住し、現地で離婚 - 53歳〜57歳
- 65歳〜68歳
34歳年下の看護師の女性
「とりあえずお疲れ」のまとめ
以上、この記事では「とりあえずお疲れ」について解説しました。
読み方 | とりあえずお疲(つか)れ |
---|---|
意味 | 相手をねぎらう言葉 |
元ネタ | 元プロ野球選手・駒田徳広氏に関する噂 |
「とりあえずお疲れ」は、ネット上で広まった噂がネットスラングとして定着した言葉です。
使う際には事実だと勘違いさせないように注意しましょう。