皆さんは「結婚式」に参加したことはありますか。これから「結婚式」をあげる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では「結婚式」と「披露宴」についてご紹介します。素敵な時間にするために、この機会に違いを理解してみませんか。
結論:結婚式は披露宴と挙式をまとめた言葉
「披露宴」は結婚したことを知人にお披露目するためのパーティーです。
「結婚式」をもっと詳しく
「結婚式」は二人が結婚を誓う儀式です。
英語では “wedding”と言いますが、これは形式張った厳格なイメージの言葉として使われています。また、 結婚式のことを“marriage”と表記をする場合もあります。“marriage”には「二人が結ばれる」といった意味があるので、あえて「行動を示す言葉」を選ぶ方も多いです。
ちなみに結婚式場で働く人がその仕事のことを“bridal”といいますね。“bridal”には「花嫁の」といった本来の意味があります。転じて、現在では結婚関連全般を指す単語として使われています。
「結婚式」には大きく分けて4つのパターンがあります。
教会式 | 神前式 | 仏前式 | 人前式 | |
---|---|---|---|---|
宗教 | キリスト教 | 神道 | 仏教 | なし |
場所 | チャペル | 神殿 | 寺院 | 指定なし |
新婦服装 | ウエディング | 白無垢 | 白無垢 | 指定なし |
新郎服装 | タキシード | 羽織袴 | 羽織袴 | 指定なし |
費用(万円) | 45.3 | 28.8 | 25 | 29.3 |
雰囲気 | 厳か | 厳か | 厳か | アットホーム |
教会式はバージンロードを歩く、など一番イメージがしやすいかと思います。そのため人気も一番高くなっています。
一方で、日本ならではの神前式や仏前式を挙げるカップルは年々減少しています。この背景には、仏前式は基本的に親族のみの参列という基本的なルールがあることが挙げられます。
人前式は宗教もなく場所も服装も自由なので費用も大きく変動します。何も決まっていないからこそ、一から構成を考える大変さはありますが、オリジナルの挙式ができます。
どの挙式スタイルでも、共通して参列者の服装は和装でも洋装でも出席が可能です。
結婚式出席時の服装マナーチェック項目
まず、男女共通で動物などが由来の革製品は殺傷を表すためNGです。男女別にご紹介します。
男性
- 白やピンクの明るい色のスーツは新郎と被るためNG
- 黒いシャツはNG
- ソックスはミドル丈の黒
- 靴はフォーマルな革靴
- ネクタイは白に近い色
- ベストは着用した方が良い
女性
- 白のドレスは新婦とかぶるためNG
- スカート、ドレスは膝下丈
- 全身黒はNG
- アクセサリーはパールなどシックなもの
- つま先が開いたオープントゥパンプスやサンダルはNG
- ヒールは3cm以上が良い
- 肌色のストッキングを着用
- 髪型はハーフアップやフルアップなどがおすすめ
「披露宴」をもっと詳しく
「披露宴」は結婚したことをお披露目するためのパーティーです。英語では “reception”と表記します。“reception”は、応接・接見・接待などの意味がある単語です。
ここで新郎新婦は日頃の感謝を伝えるために家族や知人を招待し、料理などでもてなします。
ご祝儀
余談ですが、ご祝儀袋にも金額にもルールがあることをご存知でしょうか。ここでは、新郎新婦との繋がり方に分けてご紹介します。
- 家族・親戚など親族・・・5万〜10万円
- 友人・知人・会社の同僚・・・3万円
- 結婚式に出席しない場合・・・1万円
まとめ
以上、この記事では、「結婚式」と「披露宴」の違いについて解説しました。
- 結婚式:二人が結婚を誓う儀式
- 披露宴:結婚したことをお披露目するためのパーティー