家でできる!「内職」と「在宅ワーク」の違い

違いのギモン

ふつうの人は会社に行って働きますが、中には家で働いて稼いでいる人もいます。

この働きかたは育児中の人など、まとまった時間が取れない人を中心に人気ですよね。

ちなみに、そのような働きかたを「内職」や「在宅ワーク」と言ったりしますが、この 2 つの働きかたにはどのような違いがあるのでしょうか。

今回はそんな「内職」と「在宅ワーク」の違いについて解説していきたいと思います。

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結論:法的な扱いが違う

まず、「内職」は製造業者や販売業者から委託を受けて物品の製造加工を行うことで工賃を得る労働者という位置づけです。

一方、「在宅ワーク」はどこかに雇用されるわけではなく、請負契約を結んで仕事を行い、報酬を受け取る個人事業主という位置づけです。

つまり、「内職」をする人は労働者ですが、「在宅ワーク」をする人は個人事業主なのです。

「内職」をもっと詳しく

内職は製造業者や販売業者から委託を受けて物品の製造加工を行うことで工賃を得る労働者という位置づけです。

工賃とは、労働によって得られる給与のことだと考えればいいでしょう。

ちなみに、内職労働者の地位は「家内労働法」という法律で定義されています。

そして、この法律では内職労働者の最低賃金などを定めており、内職労働者はこの法律に保護されています。

また、この法律には安全や衛生面の最低基準も定められています。

 

ちなみに、内職の仕事内容はシール貼り、紙の加工、箱の組み立てや縫い物など単純な作業が多いでしょう。また、手作りが多いという特徴もあります。

そして、具体的にはまず、会社から原材料を受け取ります。

次に、その原材料を加工したり、組み立てたりします。

そして、完成したものをまとめて会社に送ります。

すると、1か月以内に伝票などに基づいて工賃が支払われます。

 

ちなみに、内職には家などで作業していた時間と工賃とが比例するという特徴があります。

そして、工賃は作業をこなした数と報酬単価とを掛けあわせた歩合制であることが一般的なようです。

また、単純作業で誰にでもできる仕事が多いため工賃は低く、平均は一時間当たり477円ほどであるようです。

そして、こなせる量には限界があるため高収入を目指すのは難しいでしょう。

 

そんな内職はもくもくと単純作業をこなすのが得意な人に向いています。

ちなみに、もし内職をしたい場合には自治体の担当窓口であっせん業者を紹介してもらうこともできます。

また、求人サイトなどでいい案件を探すのもおすすめです。

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「在宅ワーク」をもっと詳しく

在宅ワークはどこかに雇用されるわけではなく、請負契約を結んで仕事を行い、報酬を受け取る個人事業主という位置づけです。

そして、在宅ワークはパソコンを使うものであると定義されることもあるくらい、電子機器と密接な関係にあります。

ちなみに、在宅ワーカーは個人事業主なので労働に関する法律で保護されておらず、最低賃金なども存在しません。

 

ただ、個人事業主に関する法律には「下請法」というものがあります。この法律は正式には「下請代金支払遅延等防止法」と呼ばれます。

そして、「下請法」は仕事を発注する人と仕事を受注する人との間の公正な取引を目指し、立場が弱い受注者側の利益を守ることを目的としています。

 

また、個人事業主はどこかに雇用されているわけではないので、年末調整の対象にはなりません。そのため、自分で確定申告を行う必要があります。

そして、年金や保険などにも自分で加入する必要があります。

また、自治体が仕事を紹介してくれることもありません。

 

しかし、在宅ワークには個人のスキルや裁量などで報酬額が変化するという大きな魅力があります。

どういうことかというと、高いスキルや専門知識などを持っていれば高収入が期待できるのです。

そして、中には時給換算で内職と変わらないような低い単価の仕事もありますが、基本的には内職の仕事より単価が高く、業績に応じて報酬額が上がっていくこともあります。

 

そんな在宅ワークの仕事は専門性が低いものと高いものとにわけることができます。

まず、専門性が低い仕事としてはデータ入力やテープ起こしなどがあげられます。

このうち、テープ起こしとは音声を文字に書き起こす作業のことです。

 

一方、専門性が高い仕事としてはプログラミングやデザインなどがあげられます。

このような専門性が高い仕事を受注できるような人は高収入を得ていることが多いでしょう。

また、在宅ワークにはライターなどの仕事もあります。

ライターの仕事の専門性は書く内容によって変わりますが、ライターも専門性が高くなるほど高い報酬を得られるという特徴があります。

ここからはそんな在宅ワークの探しかたについて見ていきましょう。

在宅ワークの探しかた

在宅ワークを探すにはいくつか方法があります。それぞれについて見ていきましょう。

セミナーに参加する

在宅ワークに関するセミナーに参加することで仕事が得られることがあります。また、関係者と交流できるので、人脈が広がるという特徴もあります。

ちなみに、参加するセミナーの種類としては公的な機関が開催しているものがおすすめです。

マッチングサイトで探す

マッチングサイトとはサービス提供者とサービスを必要としている事業者や個人などを仲介するサイトのことです。

そして、依頼者から依頼が来たら見積書を提示し、お互いに取引の意志があることを確認できたらやりとりを開始します。

エージェントを使う

エージェントは保有する得意先からの仕事を在宅ワーカーに振りわける形で業務を展開しています。

そして、エージェントの中には悪徳企業もあるので、選びかたには注意が必要です。

まとめ

以上、この記事では、「内職」と「在宅ワーク」の違いについて解説しました。

  • 内職:委託を受けて物品の製造加工を行うことで工賃を得る労働者という位置づけ
  • 在宅ワーク:、契約を結んで仕事を行い、報酬を受け取る個人事業主という位置づけ

このように、「内職」と「在宅ワーク」は同じようで違う仕事です。もし家で仕事をすることを考えているなら、自分にあったほうを選んでいきたいですね。

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