これは知っておきたい!「健診」と「検診」の違い

違いのギモン

人は誰しも健康でいたいですが、自分だけの力ではなかなか健康状態を把握することは難しく、多くの方は「けんしん」を受けるでしょう。ただ、「けんしん」には「健診」と「検診」があります。皆さまは、両者の違いをご存知でしょうか。

今回は「健診」と「検診」のの違いについて解説します。

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結論:「健診」は広く浅く、「検診」は狭く深く

「健診」とは、身体のどこかに異常がないかを広く浅く検査することです。

一方、「検診」とは、特定の病気にかかっているかどうかを検査することです。

「健診」をもっと詳しく


「健診」とは、身体の健康状態にどこか異常がないかを広く浅く検査することであり、「健康診断」もしくは「健康診査」の略です。病気の種を発見することが「健診」と言えます。学校や職場などにおいて「健診」を実施することは法律で義務化されています。

主に、自覚症状を持っていない人が、様々な部位について検査を受けることで自分の健康状態を把握するために行われます。早期に傷病の有無を認知することで、適切な事後処置を取ることが出来ることから、「健診」は病気の一次予防と言われています。

「健診」の種類

「健診」には、次のようなものがあります。

  • 乳幼児健診:母子保健法の規定により実施される、乳児(1歳未満)と幼児(1歳 6ヵ月~2歳、3歳~4歳)に対する健診。
  • 一般健診:労働安全衛生法の規定により、事業所ごとに実施が義務付けられている健診。
  • 学校健診:学校保健安全法の規定により、学校ごとに実施が義務付けられている健診。
  • 人間ドック:病院や診療所で受診できる任意の健診であり、検査項目が多い。
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「検診」をもっと詳しく


「検診」とは、特定の病気にかかっているかどうかを検査し、早期に治療の手を打つことを目的としたものです。がん「けんしん」や歯科「けんしん」などのように、特定の部位について症状の有無を検査するものは「検診」を用います。

「健診」を一次予防と言うのに対して、「検診」は二次予防と言います。「健診」を受け、身体のある部分に異常が認められた際に取る事後処置が「検診」であると言えます。

「検診」の種類

「検診」には、次のようなものがあります。

  • がん検診:健康増進法の規定により実施される、胃がんや肺がんなど各種のがんについて診査する検診。
  • 歯周病検診:健康増進法の規定により実施される、歯や歯肉の状態について診査する健診。
  • 肺炎ウイルス検診:健康増進法の規定により実施される、肺炎ウイルスに感染してるか否かを診査する検診。
  • 骨粗しょう症検診:健康増進法の規定により実施される、骨密度について診査する検診。

まとめ

以上、この記事では、「健診」と「検診」の違いについて解説しました。

  • 健診:身体のどこかに異常がないかを広く浅く検査する
  • 検診:特定の病気にかかっているかどうかを検査する

病気の一次予防として「健診」、二次予防として「検診」があります。病気の早期発見のためにはどちらも重要ですが、意味の違いを理解して正しく使い分けてくださいね。

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