紛らわしい?「KPI」と「KGI」の違い

違いのギモン

似たような字面の言葉は、使われる場所が似ていると、その意味の使い分けがわからない場合が多くありますよね。

「KPI」と「KGI」はそんな紛らわしい言葉の中の1つです。この記事では、そんな「KPI」「KGI」の違いについて解説します。

スポンサードリンク

結論:KPI は KGI を達成するための指標

「KPI」は、KGI を達成するための中間指標のことです。

それに対して、「KGI」は最終的な目標のことです。

「KPI」をもっと詳しく


「KPI」は Key Performance Indicator の略称で、日本語では重要業績評価指標と呼ばれています。

最終的な目標である KGI を達成するために必要ないくつかの要素を、具体的な数字や日程を用いて設定することを「KPI を設定する」と言います。

KPI を設定することで、チームで共通の指標を持つことができ、またそれが明確であるため、チームのメンバー間での意思を統一しやすくなります。

また、KPI は具体的な数字を用いた客観的な基準が設けられるため、公平に評価することにつながります。

スポンサードリンク

「KGI」をもっと詳しく


「KGI」 は、Key Goal Indicator の略称で、日本語では重要目標達成指標と呼ばれています。KGI は、最終的な目標のことなので、KGI を達成するための指標が KPI ということになります。

KGI と KPI を定めるときには、まず初めに KGI を設定して、その後に KGI を達成するための要素として KPI を設定するという流れになります。

もっと分かりやすく説明すると、「明日の夜8時までに富士山に登頂したい」という目標(KGI)があったとします。これを達成するためには、「明日の朝9時までには8合目までたどり着く」という要素(KPI)が必要になってきます。

このように、KGI を達成するために必要な要素が KPI ということになります。

 

KGI はいわば、企業がどの方向を向くかという大きなビジョンのことでもあるため、これによって企業の取るべき行動や、社員への働きかけのしかたも大きく変わってきます。

明確な KGI を設定することが、明確な KPI を設定することにもつながり、明確な KPI を設定することが社員やチームの行動に大きく関わるため、KGI の設定は企業にとってとても大切なものであると言えます。

「KPI」と「KGI」の使い方の例

「KPI」と「KGI」の使い方の例を、以下に紹介します。

たとえば、「ネットショップの売り上げ高を、1年で2倍にする」という KGI があったとします。このとき、KGI を達成するために「新規顧客数を月に50名ずつ増やす」「リピーター率を30%に増やす」「客単価を5%ずつ増やす」といった具体的な目標を立てます。これが KPI ということになります。

このように、大きな目標(KGI)があったときに、それを達成するために必要な要素(KPI)をいくつか挙げる必要があります。この要素は、できるだけ数字を入れて具体的に考える必要があります。

具体的に目標を設定することで、それを達成できたかどうか客観的に判断することができるため、より KGI の達成に近づくことができます。

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では、「KPI」と「KGI」の違いについて解説しました。

  • KPI:KGI を達成するための指標
  • KGI:最終的な目標
KPI と KGI はどちらも似たような言葉で、使われるシチュエーションも似ていますが、これらの意味はまったく違うとわかったでしょう。KPI と KGI のように、企業内では多くの英語の略称が使われます。

意味を間違って使ってしまうと恥ずかしい思いをすることもあるかもしれないので、きちんと意味と使い方を覚えておきましょう。

スポンサードリンク