ことわざ「烏の行水」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「烏の行水(からすのぎょうすい)」です。

言葉の意味・使い方・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「烏の行水」の意味をスッキリ理解!

烏の行水(からすのぎょうすい):入浴時間が極めて短いこと

「烏の行水」の意味を詳しく


「烏の行水」は、「入浴時間が極めて短いこと」のたとえを表したことわざです。

これは、烏が短い時間で水浴びをする様子から生まれたことわざです。

「行水」とは、桶やたらいにお湯もしくは水を入れ、それを浴びてからだを洗い流すことをいいます。または、そのお湯や水を指し示す場合もあります。

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「烏の行水」の使い方

「烏の行水」の使い方として、以下のような例文が挙げられます。

  1. せっかく温泉旅行に来たのに、彼女は烏の行水のごとくすぐに上がってしまった。
  2. すぐにのぼせてしまうので、私は昔から烏の行水である。
  3. 烏の行水を改めるべく、最近では入浴剤を入れて長風呂をしている。

「烏の行水」の対義語

烏の行水には以下のような対義語があります。

  • 垢も身の内(あかもみのうち):長湯して丹念に身体を洗うのも、ほどほどにせよということ
  • 腰抜け風呂:入浴時間が長いことをからかっていう言葉

「垢も身の内」は、風呂好きの人をからかって言うことわざです。垢も体の一部なので、長湯して丹念に身体を洗うのもほどほどにせよ、という意味を表しています。

また、垢も身の内は、もともと「腹も身の内」ということわざを文字ってできたものです。「腹も身の内」は、腹も体の一部であるので、暴飲暴食は慎むべきだという意味のことわざです。

また、「腰抜け風呂」も「垢も身の内」と同様に、風呂好きの人をからかっていう言葉です。

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「烏の行水」の英語訳

烏の行水を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • quick bath
    (迅速な入浴)
  • short bath
    (短い入浴)
  • a dip
    (ちょっと浸かる、烏の行水)

まとめ

以上、この記事では「烏の行水」について解説しました。

読み方烏の行水(からすのぎょうすい)
意味入浴時間が極めて短いこと
対義語垢も身の内、腰抜け風呂
英語訳quick bath(迅速な入浴)

入浴時間には、かなり個人差があるものです。お風呂に入ってから5分で上がる人もいれば、1時間以上かける人もいます。

ちなみに、疲労を取るために良いとされる入浴方法は、ぬるめのお湯に15分ほど浸かるというものです。「烏の行水」では、疲労を回復させることはできません。しかし、長く浸かりすぎても体に負担をかける原因となるのです。

入浴は、1日の疲れを癒すための大切な時間です。適度な入浴時間で、きちんと体を休ませましょう。

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