四字熟語「不要不急(ふようふきゅう)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「不要不急(ふようふきゅう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「不要不急」の意味をスッキリ理解!

「不要不急(ふようふきゅう)」重要でもなく、急ぎでもないさま

「不要不急」の意味を詳しく

「不要不急」は「大したことでなく、即座に必要でもないさま」ということを表します。

「必要でないこと」を表す「不要」と、「急ぎではない」ことを表す「不急」が組み合わさることによって、「大したことでなく急ぎでもない」という意味を持つようになりました。

「不要不急」の使い方

「不要不急」の例文
  1. 災害時は不要不急の外出は控えるべきだ。
  2. 110番への通報のほとんどが緊急性の低い、不要不急な要件であるという。
  3. 戦時中、スイカは不要不急の食べ物であるとされ、生産数に制限をもうけられた。

①の例文は、災害時には必要でない外出を控えるべきだということを表しています。災害時には政府がこのような注意喚起をすることがあります。注意点としては、「不要不急」の基準は人によって異なるため、あくまで個人の判断に任されているということです。

②の例文は、警察への通報には緊急性が低く、本来は不要なものも多く含まれているということを表しています。

③の例文は、戦時中ではスイカの必要性が低く、生産数に制限がもうけられていたということを表しています。

「不要不急」の類義語

「不要不急」には以下のような類義語があります。

  • 重要でない:必要性が低いこと
  • 大したことではない:その事柄の規模や重要度が低いこと
  • 急ぎでではない:緊急性が低いこと

不要、不急のいずれかの意味に似ている言葉が類義語として挙げられます。

「不要不急」の対義語

「不要不急」には以下のような対義語があります。

  • 喫緊の課題:急いで解決する必要のある、切迫した課題
  • 可及的速やか:できるだけ速く

「必要であり、急ぎの〇〇」といった意味を含む言葉が対義語になっています。

「不要不急」の英語訳

「不要不急」を英語に訳すと、次のような表現になります。

    • nonessential
      (必要でない)
    • non urgent
      (緊急でない)
  • 例文
    The government has asked the people to refrain from nonessential travel to NY.
    (ニューヨークへの不要不急の渡航は控えるよう政府が国民に呼びかけた)

    essential(必要な)、urgent(緊急)に否定を表す接頭語”non”がつくことによって、「必要でない」「緊急でない」という意味を表しています。

    「不要不急」の基準

    「不要不急」という言葉ですが、その意味自体はなんとなく理解できるものの、緊急時に政府や自治体から発信された場合、具体的にどのようなことを指しているのかわかりづらい言葉でもあります。

    たとえば、新型コロナウイルスへの感染を防ぐにあたって、都が「不要不急」と定義した行動は、以下の通りです。

    都が定義する「不要不急」な行動
    1. 特に用事がないのに外を出歩くこと
    2. 密閉された場所に出向くこと
    3. 人と接触するような行動
    4. 大人数で集まったりすること

    「不要不急」の基準はさまざまで、基本的に個人の判断に任されていますが、災害時には多くの人が共通認識を持つべき場面でもあるため、各々が状況に応じて適切な行動を心掛けるようにしなければなりません。

    まとめ

    以上、この記事では「不要不急(ふようふきゅう)」について解説しました。

    読み方不要不急(ふようふきゅう)
    意味重要でもなく、急ぎでもないさま
    由来なし
    類義語重要でない、大したことでない、急ぎではない、など
    対義語喫緊の課題、可及的速やかに、など
    英語訳nonessential(必要でない)、non urgent(緊急でない)

    「不要不急(ふようふきゅう)」は災害などのが起きた際に、政府が国民に呼びかける文言としてよく使用されます。意味をしっかりと確認して、正しく行動できるようにしましょう。