詳しく解説!「整骨院」「接骨院」「整体院」の違い

違いのギモン

近年の「健康意識」の高まりにより、全国的に「整骨院」「接骨院」「整体院」の数が急増しているそうです。その数はコンビニのそれと並ぶほどだそうです。

ところでみなさんは「整骨院」「接骨院」「整体院」の違いをご存知でしょうか。

「どれも同じじゃないの」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、それは間違っています。

この記事ではそんな「整骨院」「接骨院」「整体院」の違いについて詳しく解説していきます。

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結論:「整骨院」と「接骨院」は同じ。「整体院」だけ違う。

「整骨院」と「接骨院」が指すものは基本的には同じです。院によって表記が違うだけで中身に差はありません。

「整体院」はこの2つとは異なり、その差は国家資格の有無や施術内容にあります。

「整骨院」「接骨院」についてもっと詳しく


「整骨院」「接骨院」とは厚生労働省に認可された、特定の病状の治療を行う施設のことを指します。

「整骨院」「接骨院」で働くためには「柔道整復師」としての資格を保有していなければいけません。

この「柔道整復師」の資格は文部科学省が認定した4年制大学や専門学校でのみ取得するこができます。

取得のためにはまず、運動学、生理学、病理学、解剖学、衛生学、整形外科学、柔道整復理論、リハビリテーション学について4年制大学や専門学校で学びます。

 

その後、臨床研修(「臨床」とは実際に患者に接して診療や治療を行うことを指します)を受け、国家試験に合格しなくてはいけません。

この試験の合格率は2015年には65.7%であり、決して容易な試験ではないということがこの数字からわかります。

 

また「柔道整復師」は打撲や捻挫、脱臼、骨折などを手術や投薬以外の方法を用いて治療を行います。

この手術や投薬を行わない治療を「非観血的治療法(ひかんけつてきちりょうほう)」と呼び、整復や固定を行うことで人間の治癒能力を最大限に発揮させます。

「整復」とは骨折や脱臼を起こした箇所を元の正常な位置に戻すことを意味する言葉です。

 

そして、前半で記した通り、「整骨院」「接骨院」で働く人はみなさん「柔道整復師」です。

つまり、「柔道整復師」の説明はそのまま「整骨院」「接骨院」の説明になります。

また、「整骨院」「接骨院」は医療機関ですので、健康保険の適用が可能です。

「整骨院」と「接骨院」のどちらが正しいか

基本的に「整骨院」と「接骨院」が示しているものは同じと考えて問題はありません。

どちらを名乗るかはその院の好みだそうです。

しかし、「骨接ぎ」(ほねつぎ)という言葉があるように本来は「接骨院」の方が正しいそうです。

ただ、現在では「整骨院」の方が言葉として一般的になっています。

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「整体院」についてもっと詳しく


「整体院」とは「整体師」や「カイロプラクティック師」といった資格を持つ人が開業している施設のことを指します。

ただ、この資格は「柔道整復師」の資格とは違い、「民間」の資格であり、「柔道整復師」に比べると取得が比較的容易だと言われています。

数日間セミナーを受けるだけで、資格が取得することができることもあります。

また、役所への申請も「整骨院」「接骨院」に比べて、かなり容易だと言われています。

 

以上のような理由から、「整体院」で働く人々に中には知識や経験に乏しい人も珍しくないそうです。

「整体院」では指圧やマッサージによって体の調子を整える施術が行われます。

また、「整体院」では健康保険の適用が認められおらず、治療費は全額自己負担となってしまいます。

まとめ

以上、この記事では「整骨院」「接骨院」「整体院」の違いについて詳しく解説しました。

  • 整骨院・接骨院:国家資格。保険の適用ができる。
  • 整体院:民間資格。保険の適用ができない。

名前は似ていますが、そこにはしっかりと違いがありました。

その違いをしっかりと理解し、自分の症状にあった場所で治療を受けましょう。

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