知ってる?「between」と「among」の違いをわかりやすく解説!

違いのギモン

学校の英語の授業では、「between」や「among」について、「~の間で」や「~の中で」と教わった人は多いでしょう。「between」は2つのものの間、「among」は3つ以上の複数のものの間を表す言葉であるということは、よく耳にしますよね。

ところが上記の解説では、これらの2つの単語の説明としては不完全で、厳密にいうと正しいものではありません。本記事では、「between」と「among」の正しい意味と違いをわかりやすく、例を挙げながら解説していきたいと思います。

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結論:「between」は区別できる個体間に、「among」は集団の中に。

「between」は、違いが明確な2つ以上のものの間にあることを表す言葉です。

「among」は、個々の違いが不明瞭なグループや集合体の中にいることを表す言葉です。

「between」をさらに詳しく


「between」は「2つのものの間」、と習った人も多いと思います。基本的にはこの意味でも問題ありません。しかし、厳密に言うと、この解説は不完全で正しいものではありません。

基本的に「between」は、「違いがはっきりしている2つ以上のものの間」で使用される言葉です。また、「1つ1つの間を具体的に区別できるものの間」といったニュアンスを含んでいる言葉でもあります。

よって、違いが明確ではっきりしているものであれば「2つのものの間」だけでなく、「2つ以上のものの間」、つまり「3つのものの間」で使用しても問題ありません。

「between」の使い方の例

それでは、実際どのように「between」が使われるのか、例を挙げて説明します。

  1. This is a secret between you and me.
    (これはあなたと私の秘密です。)
  2. This agreement was established between Japan, America, and China.
    (日本、アメリカ、および中国の間で合意がなされた。)
①の例では、明らかに区別できる「あなた」と「私」の2者間で秘密を共有していることを意味しているので、「between」が使われています。個々が明確に区別されるので、ここでの「among」の使用は不適当になります。

②の例では、別々の異なる3カ国間で合意されたという意味になりますので、ここでも「among」ではなく「between」が適用されます。

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「among」をさらに詳しく


「among」は、個々がはっきりしない3つ以上のものの集団やグループの間にあることをしめす言葉です。基本的に、3つ以上のものをまとめて「1つの集合体」として考えている時に使用されます。

「among」の使い方の例

それでは、「among」の使い方を例を用いながら解説します。

  1. This song is very popular among young people.
    (この歌は、若者の間でとても流行っています。)
  2. We took a walk among trees.
    (私たちは、森の中を散歩しました。)
①の例では、「個々がはっきりしていない不特定の若者というグループの間」で、この歌が流行っていることを意味します。個々が特定されないため、「between」の使用は適切ではありません。

②の例では、不特定の木々の間、つまり森の中を散歩した、ということを意味します。

なお、②の例では「between」を使用することも可能です。ここで「between」を使った場合、「(特定の)木と木の間を散歩しました」という限定的な意味になります。「among」を使用した場合とは、微妙にニュアンスが異なることがわかります。

まとめ

以上、この記事では、「between」と「among」の違いについて解説しました。

  • 「between」:明確に1つ1つが区別されている2つ以上のものの間。
  • 「among」:個々がはっきりとしない3つ以上のまとまった集団の中。

「between」と「among」のどちらを使用したらよいのかを迷っていた方は多いでしょう。その際は、それぞれが明確に区別されているものの間にあるのか、それとも個々がはっきりとしていない集合体やグループの間にあるのかを確認してみるとよいでしょう。

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